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【マーケット展望】米大統領選トランプ氏勝利で米株とドル/円「大幅下落か」

米大統領選で共和党トランプ候補の優勢が伝わった11月9日、東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日比919円84銭安の1万6251円54銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

この日の日経平均は続落し1万6251円54銭で取引を終えた

 米大統領選で共和党トランプ候補の優勢が伝わった11月9日、東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日比919円84銭安の1万6251円54銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、米大統領選の勝敗は日本時間午後4時10分現在、明確になっていませんが、依然としてトランプ氏が民主党候補のヒラリー・クリントン氏をリードしている状況です。

 各種世論調査でクリントン氏がリードしていただけに、トランプ氏リードに対する日経平均やドル/円の反応が大きくなったとのこと。

 八代さんは「トランプ氏勝利の場合、経済・外交政策をめぐる不透明感が大きく、今夜の米国株やドル/円が大幅に下落する可能性も。日経平均は目先、下値を試す展開になるかもしれません」と話しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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