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【マーケット展望】モルガン・スタンレーなど米主要企業が決算発表へ、ベージュブックで「利上げ観測」変化も

10月19日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比35円30銭高の1万6998円91銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

この日の日経平均は続伸し1万6963円61銭で取引を終えた

 10月19日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比35円30銭高の1万6998円91銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは米主要企業の決算に注目。きょう19日は、モルガン・スタンレー(ニューヨーク証券取引所の取引開始前)やアメリカン・エクスプレス(同終了後)などが第3四半期決算を発表する予定です。

 また、日本時間20日午前3時には米地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表される予定。八代さんによると、ベージュブックは11月1~2日の米連邦準備制度理事会(FRB)の資料となり、労働市場の逼迫や賃金の上昇、さらには物価上昇圧力が報告された場合、「市場では年内利上げ観測が一段と強まりそう(=ドル高要因)」といいます。

 八代さんは「決算やベージュブックの内容に米国株やドル/円が反応すれば、あす20日の日経平均に影響を与える可能性があります」と話しています。

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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