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【ハロウィーン2018】メイク室提供、トイレ設置、ゴミ拾い…“渋谷の夜”を裏方で支える人たち

毎年多くの人でにぎわう東京・渋谷のハロウィーンですが、それを裏方で支える人たちがいます。

多数のボランティアが掃除をする昨年の様子(ハロウィンごみゼロ大作戦 in 渋谷 実行委員会提供)
多数のボランティアが掃除をする昨年の様子(ハロウィンごみゼロ大作戦 in 渋谷 実行委員会提供)

 10月31日はハロウィーンです。東京・渋谷は今年も、思い思いの仮装を身に付けた若者たちでにぎわうことが予想されています。しかし、多くの人がハロウィーンを楽しむ一方で、それを裏方から支える人たちの存在は、あまり知られていないかもしれません。ハロウィーンを楽しむための準備や後片付けをする人たちです。

 秋の一大イベントを支える人たちを取材しました。

モラルとマナー順守を強く呼びかけ

 年中行事の一つとして定着した感のあるハロウィーンですが、特に渋谷では、仮装した人たちが大挙して渋谷駅前のスクランブル交差点に集まるのが恒例行事になっています。人が増えるに連れて、ごみや騒音などさまざまな問題も発生。こうした問題を何とかしようと2015年、渋谷区の商店街店主らが「ハロウィンごみゼロ大作戦 in 渋谷 実行委員会」を作りました。

 実行委から運営を委託されているソーシャルイベント・プロデュース会社「グリーンアップル」(東京都渋谷区)の担当者によると、渋谷駅周辺の路上で、仮装が終わった後の衣装や飲食物のごみの放置が目立つようになったほか、仮装に着替える人が駅や近隣の商業施設のトイレを使ったり、血のりなどのメイクの汚れが道端などで目立つようになったり、夜通し大音量で音楽を流す人がいたりするなど、地域の店舗や住民が困るような事態が発生しています。

 実行委は今回、仮装を楽しむ人のための着替え場所やメイクルーム、ごみの集積や分別を行うエコステーション、仮設トイレを設置し、『モラルとマナーを守ること』などを強く訴えかけています。ごみのポイ捨てをしないことに加え、駅や商業施設のトイレで着替えやメイクをすることはマナー違反とし、家で着替えてから渋谷に来るよう呼びかけています。

 企業も参加者を支えます。「カラオケパセラ」を運営するニュートン(同新宿区)はカラオケパセラ渋谷店で、仮装衣装を入れるスーツケースなどの荷物を1つ1000円で最長24時間預かるサービスを提供します。カラオケ利用者以外も利用可能です。カラオケ利用者は、カラオケルームを着替え場所として利用できます。

 背景には、渋谷駅周辺にコインロッカーが約1400個しかなく、数万人が訪れる渋谷のハロウィーンで荷物置き場が不足していることがあります。「駅周辺で荷物預かりサービスを行っている場所も、基本的に午後8時ごろで終了します。毎年、深夜に大きな荷物を持って動く人が多いため、深夜営業している私たちの店で力になれることがあればと考えました」と広報担当者は話します。

 荷物一時預かりサービスを運営するecbo(東京都渋谷区)も、空きスペースの貸し借りプラットフォームを提供するスペースマーケット(同新宿区)と共同で、荷物預かりと着替えやメイクも行えるスペースを提供します。「ハロウィンごみゼロ大作戦 in 渋谷 実行委員会」も着替えやメイクの場所を用意していますが、数に限りがあるため、不足分をサポートします。

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