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【ハロウィーン2018】メイク室提供、トイレ設置、ゴミ拾い…“渋谷の夜”を裏方で支える人たち

2017年には7.8トンのごみを収集

 ハロウィーン直前の週末やハロウィーン翌日の11月1日には、渋谷の街の各所に、踏みつぶされた空き缶や割れて砕け散った瓶などのごみが散乱します。区の担当者によると、2017年は約7.8トンのごみを収集。実行委員会は毎年、ごみを片付けるために早朝清掃ボランティアを募り、渋谷の街をきれいにしています。ほうきやちりとり、トングやごみ袋などは実行委が用意。2017年は、企業や大学の有志、サークル、町会など23団体約1800人が参加しました。

 渋谷駅周辺の商店街の店主たちも、自主的に清掃活動をしています。店主らで作る「渋谷地区美化推進委員会」の担当者は「渋谷にあるお店の店員が、自分たちの店の前だけでなく、周囲半径50メートル程度、横のビル3~4つ程度は自主的に掃除しています」と話します。最近では、朝まで過ごした参加者で、他の参加者が散らかしたごみの掃除を行う人も増えているそうです。

 実行委は、ごみを減らす新たな取り組みとして、再利用(リユース)を積極的に行う予定です。毎年、使わなくなったハロウィーングッズが大量のごみとして捨てられることから、初めて「リユースボックス」をエコステーションに設置。リユース可能なグッズは、フリマアプリ「ラクマ」を通じて販売し、その売り上げを渋谷の美化活動に使う予定です。

コンビニ各社が瓶入り酒の販売を自粛

 自治体も、ハロウィーンを楽しく過ごしてもらうために独自の取り組みを行います。渋谷区は、終電までには帰宅して、夜通し騒ぐのを控え、深夜は飲食店やクラブに移動すること、モラルとマナーを守って楽しむことを、SNSの公式アカウントで呼びかけています。

 渋谷駅周辺のコンビニなどの小売店には、10月31日午後6時~11月1日午前6時、瓶に入った酒類の販売を自粛することをハロウィーンでは初めて呼びかけました。瓶は酔って割る人がいるほか、ごみ拾いの際に危ないとの声が上がったためです。

 要請を受け、MEGAドン・キホーテ渋谷本店では10月31日午前0時~11月1日午前6時、ビールやワイン、日本酒など数十種類の酒の販売を自粛します。ファミリーマートも渋谷センター街や道玄坂周辺の6店で自粛。ローソンは、渋谷駅周辺の6店で日本酒を除く一部酒類の販売を自粛します。セブン-イレブンは10月25日現在、「自粛は検討中。渋谷駅周辺のフランチャイズ加盟店舗と話し合って決定する」(広報担当者)としています。

 ただ、区の担当者は「ハロウィーンの集まりへの規制は難しく、今回は苦肉の策」とした上で、「なるべく規制はしたくない」と葛藤を明かします。参加者一人一人がモラルやマナーを強く意識して守り、楽しむことが求められているようです。

(報道チーム)

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