オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

人工透析患者中傷で謝罪 長谷川豊アナが訴えた「医療のコスパ」は無視できない現実か

欧米やアジア諸国で導入が進んでいる…日本は?

 あおばコンサルティング代表で、ファイナンシャルプランナー(FP)の加藤圭祐さんによると、「QALY」を使った費用対効果の評価方法はすでに、英国やドイツ、フランスなどの欧米諸国で導入されているといいます。

 そのポイントは以下の3点です。

・健康体で生活できることを重視する
・コストをかけて延命だけするような治療は認めない
・コストがかかりすぎる治療も認めない

 加藤さんはこの評価方法の日本導入に関して、「英国で始まったQALYは医療技術の評価指標として、欧米やアジアで導入されています。QALYをどの程度重視するかは各国でばらつきがありますが、医療費増加を前に日本も導入せざるを得ないかもしれません。良くも悪くも今後は、コスパ重視の医療に移行していく可能性が大きいのでは」と話します。

 また、長谷川氏の記事については「増大する社会保障費をどうにかしないといけない、という問題提起は理解できますが、特定の疾病だけをやり玉に挙げた感は強いです。少し勇み足といったところでしょうか」とコメントしています。

(オトナンサー編集部)

1 2 3

加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

コメント