鳥取県民の味「白バラ牛乳」グッズが大人気!! 「Tシャツ欲しい」などの声も、担当者に聞く
鳥取生まれの「白バラ牛乳」関連グッズが、インターネット通販などで大人気です。
牛乳のパッケージデザインを描いたiPhoneケースに、Tシャツ、学習帳。乳製品を製造販売する大山(だいせん)乳業農業協同組合(鳥取県琴浦町)が生み出した「白バラ牛乳」関連グッズが、インターネット通販で即日完売するなど大人気です。SNS上でも「白バラ牛乳ケースかわいい」「Tシャツ欲しい」などと話題になっています。
学習帳などの文房具も
「白バラ牛乳」は「鳥取県民ならば誰もが知っている」とされる、生乳100%使用の成分無調整牛乳です。牛乳のほかに「白バラコーヒー」「白バラフルーツ」などの乳飲料もあり、県外でもファンが多く、近年は「鳥取のソウルドリンク」とも呼ばれているそうです。
大山乳業農業協同組合では、約50年間変わらないパッケージデザインを生かした関連グッズも数多く販売しています。どのようなきっかけでグッズが誕生したのか、同組合の広報担当者、福井大介さんに聞きました。
Q.関連グッズを発売したきっかけを教えてください。
福井さん「2016年に大山乳業農業協同組合が設立70周年を迎え、関係業者や取引先を招いて11月に記念式典を開きました。その際、『何か記念になるプレゼントをしたい』との思いから、牛乳パッケージ柄のお年玉用ポチ袋を制作して配りました。大変好評で『どこで販売しているのか』という問い合わせを数多く頂き、同月から販売を開始しました。それ以降、関連グッズを次々と生み出し、発売のたびに大きな話題となっています」
Q.グッズには、どのようなものがありますか。
福井さん「マスキングテープやTシャツ、iPhoneケース、鉛筆や消しゴム、学習帳、下敷き、クリアファイルなどがあります」
Q.マスキングテープなどは、いつから販売を始めましたか。
福井さん「2017年4月にマスキングテープの販売を始め、7月にTシャツ、10月にiPhoneケース、2018年3月には鉛筆や消しゴムなどの文房具を発売しました。牛乳だけでなくコーヒー飲料やフルーツ飲料のパッケージデザインのグッズもあります」
Q.グッズはどのように制作していますか。また、どこで購入することができますか。
福井さん「主に地元企業に制作をお願いしています。マスキングテープは、さまざまなテープを手掛けているカモ井加工紙(岡山県倉敷市)に依頼しています。販売は、組合の直売所、鳥取県内の書店チェーン、空港売店、観光施設などで幅広く取り扱ってもらっています。ヴィレッジヴァンガードのオンラインストアでも購入できます」
Q.グッズ販売を始めて、どのような変化がありましたか。
福井さん「特に、インターネット上で『白バラ牛乳』の認知度が高まりました。グッズをきっかけに、組合が生産する牛乳やコーヒー飲料などを知っていただく人も多く、本業である乳業への良い影響も出ています。例えば、鳥取県や琴浦町で、牛乳やコーヒー飲料をお土産やふるさと納税の返礼品として取り扱ってもらえるようになりました」
Q.これまでにどれくらいグッズが売れたのですか。
福井さん「6枚入りポチ袋が約5000セット、マスキングテープが約8000個、Tシャツが約1000着、スマホケースが約1200個などです。新しいグッズを発売するたびに注目していただき、県外のお客さまからも『欲しい』という声を頂戴しています」
Q.今後のグッズ展開の予定は。
福井さん「昨年までは、組合や白バラ製品をPRする目的でグッズを開発していました。今後は、学校給食で『白バラ牛乳』に慣れ親しんでいる県内の小中学生に喜んでもらえるようなグッズを出していきたいです」
(報道チーム)
コメント