「教員給与見直し」は本当にできるか? 現場は精神疾患での休職、過去最多の危機
春にも最新調査結果、実態の深刻化は確実
初会合から3日後の12月23日、文科省は教育委員会を対象にした調査結果を公表しました。2017年答申と同時に策定した時間外勤務の上限ガイドライン(月45時間以下)をクリアできた教員の割合は2022年度(4~7月)、小学校で63.2%、中学校で46.3%にとどまり、依然として過酷な勤務実態が続いていることが浮き彫りになりました。
注意しなければならないのは、これがあくまで「教委の把握している実態」だということです。「校内で勤務時間を過少報告するよう管理職から求められた」という趣旨の報告が、各地で聞かれます。
12月26日に公表された別の調査結果では、2021年度に全国で教員5897人が精神疾患で休職したことが明らかになりました。前年度に比べ13.3%(694人)増えています。これも新型コロナウイルス感染症への対応だけでなく、普段からの負担増が響いたものとみることができます。
まずは教員を直接の調査対象とする文科省の勤務実態調査によって、より正確な実態が明らかになることが期待されます。その上で打開策を探るには、働き方改革にとどまらず、学校教育そのものの見直しまで含めたトータルな改革が求められるでしょう。
(教育ジャーナリスト 渡辺敦司)



防衛費は増税してでも数十兆円をわずか数週間の閣議決定で決めたが、将来の日本を背負う子供の教育に関わるお金はわずか1兆円にも満たない金額でも出し渋る。だから日本は子供を大切にしない国と言われるんだろう。ここまで3K、4K、5Kとも呼ばれる教職員が多少の給与改善をしたところで増える訳ない。数年前までは一部教職員の不祥事に端を発して教員免許を更新制にして自費、プライベートタイムを使って講習を受けさせていた。民間だったら考えられないブラック企業だ。子供なりたい職業の1位がユーチューバー、そして老後の資金は労働賃金ではなく投資で稼げとかいう国に未来はない。