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10代の女性が成人男性と関わる上で必要なリスクマネジメント

子どもの人間関係を把握する

Q.今回のような事件を防ぐために、親や周囲の大人ができることは何でしょうか。

上條さん「親は、できるだけ子どもの人間関係を把握することが肝心です。最近はスマホが普及して、一つ屋根の下にいても、子どもが誰と何をしているのか見えない時代です。だからこそ、LINEでも口頭でも何でも構いませんので、子どもと友人関係について会話をしてほしいと思います。また、性教育はまず家庭から始まります。男性の性欲や異性との関わりについて、家庭の中で話す機会を持つことも、子どもの危機管理能力を育むために有効です。

親以外の大人も、子どもたちの危険を察知したり、困った時の相談相手となれるように、子どもたちのネットワークに入って見守ってほしいと思います。ただし『いざという時は連絡して』『絶対助けてあげるから頼って』など無責任な発言はしないこと。もし、危険にさらされている未成年がいて、自分が動けない時は迷わず警察に連絡してください」

(ライフスタイルチーム)

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上條理恵(かみじょう・りえ)

少年問題アナリスト

少年問題アナリスト、元上席少年補導専門員、東京経営短期大学特任准教授。小学校、中学校、高校講師を経て、1993年より、千葉県警察に婦人補導員として、青少年の非行問題(薬物問題・スマホ問題・女子の性非行)・学校との関係機関の連携・児童虐待・子育て問題に携わる。学会活動として、非行臨床学会の会員としての活動も行う。小中学生、高校生、大学生、保護者、教員に向けた講演活動は1600回以上に及ぶ。

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