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100歳近いおばあちゃんが“スマホ”を欲しがって…事前準備のポイントが「参考になる」と話題に!

高齢者にスマホを教える際に行うべき事前準備が話題に。スマホを渡す前に「設定を済ませる」「使わないアプリをまとめる」「本人が理解できる言葉でマニュアルを作る」との内容です。

高齢者がスマホを操作するのは難しい…

 ガラケーに代わってスマートフォンが一般的になった昨今、スマホを使用する高齢者も珍しくなくなりました。SNS上では先日、100歳近い祖母がスマホを欲しがったので渡し、その使い方を教えたという体験談が話題に。高齢者にスマホを教える際のポイントとして、渡す前に設定を済ませておく▽使わないアプリをまとめておく▽本人が理解できる言葉でマニュアルを作成する――などの方法が紹介されました。

 これに対し「高齢者に電子機器の操作を教えるのは本当に大変」「参考になる」などの声が上がっていますが、専門家の見方とはどのようなものでしょうか。一般社団法人日本情報技術振興協会(JAPRO)認定講師の久原健司さんに聞きました。

高齢者向けの携帯端末もある

Q.やはり、高齢者にとってスマホの操作は難しいものでしょうか。

久原さん「高齢者は一般的に、加齢により認知機能が低下していることもありますので、新しいことを覚えなければならないスマホの操作は難しい、といった声をよく聞きます。また、わからない事柄をインターネットで検索して調べる習慣のない高齢者にとっては、サポートがよほど充実していない限りガラケーの方が向いていると言えます」

Q.高齢者にスマホの使い方を教える際、上記のような方法は有効ですか。

久原さん「とても有効だと思います。その他の事前準備として、高齢者向けの携帯端末が発売されており、高齢者向けの機能が充実しています。何か分からないことがあった場合に問い合わせるコールセンターの対応も充実しているので、余裕があれば、高齢者向けを用意してあげると喜ばれるでしょう」

Q.教え方のポイントを教えてください。

久原さん「ポイントは繰り返し教えてあげることです。うまくできないからと言って、教えてあげる方が機嫌を悪くすることなく、楽しくコミュニケーションを取り続けることでスマホに興味を持ってもらうことが大切だと思います」

(オトナンサー編集部)

久原健司(くはら・けんじ)

株式会社プロイノベーション代表取締役、JAPRO認定講師

1978年生まれ。2001年東海大学工学部通信工学科卒業後、ITの人材派遣会社に入社。大手コンビニエンスストアのPOSシステム保守運用業務を担当する。2003年からソフトウェア開発会社で、システムエンジニアとして、大手通信会社のWebアプリケーションシステム開発など多くの業務に携わるも、2006年、小さい頃からの夢であった独立を決意。2007年(29歳)に株式会社プロイノベーション(http://proinnv.com/)を設立し、当時としては珍しいオブジェクト指向によるモデリング開発でのサービス提供を始める。現在は、代表取締役を務める傍らで、一般社団法人日本情報技術振興協会(JAPRO)認定講師として、IT企業中心に研修や、日本青少年育成協会の会員として青少年の健全育成に寄与する。2018年「振り向くホームページ」サービスを開始(http://furimuku.com/)。プロのフリーランスを集めて企業の成長をサポートすることで、フリーランスとしての働き方を応援する傍ら、日本一背の高いITジャーナリストとしてWebメディアでも活躍中。