「熱」が出ても元気そうな子とぐったりしてしまう子、違いは? 親の注意点も解説
受診が必要なケースは?
Q.子どもの発熱で、すぐに医療機関での受診が必要な症状について教えてください。
竹綱さん「子どもの発熱時、すぐに医療機関を受診しないといけないケースは3つあります。1つ目は先述のように、胃腸炎による下痢や嘔吐を繰り返し、水分が十分に摂取できない場合や元気がない場合です。体温が37度後半であっても、血液検査や処置、時には入院での治療が必要な場合もあり、できる限り早急に小児科の受診をおすすめします。
2つ目は、生後3カ月未満の赤ちゃんが発熱した場合です。この場合、インフルエンザ桿(かん)菌(ヒブ)や肺炎球菌などの細菌などに感染している可能性があります。なぜ、細菌の感染が問題かというと、生まれたばかりの赤ちゃんは免疫だけでなく、体の構造自体も未熟なため、髄液に細菌が入り込むと、髄膜炎を起こしてしまう可能性があるからです。
細菌が原因で髄膜炎になった場合、てんかんなどの後遺症や、時には命を落としてしまう可能性もあります。3カ月未満の赤ちゃんが発熱した際はできるだけ早く、小児科を受診しましょう。
3つ目は、発熱に伴い、けいれんを起こした場合、つまり、熱性けいれんを引き起こした場合です。7歳未満の子どもの脳は未熟であり、熱というストレスがかかることで、発熱に対して脳の体温調節をする機能がうまく働かず、けいれんが起きる場合があります。
熱性けいれんは通常、数分で症状が改善しますが、時には、見た目ではけいれんは治まっているものの、実はけいれんが持続している場合もあります。特に、子どもが初めて、けいれんを起こした場合は要注意です。けいれんの場合、早急に救急要請をするか、小児科を受診した方がよいでしょう」
(オトナンサー編集部)



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