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夏は肌トラブルの季節! 「ニキビ」ができたらどう対処する? 日焼け止めは使用可?

マスクの影響は?

Q.コロナ禍でマスクを着用する機会が増えています。マスクを着用することで、ニキビの症状にどのような影響を与えるのでしょうか。

佐藤さん「マスクの着用による、ニキビや肌荒れに悩む人は増えています。マスクの素材による刺激で肌にダメージが与えられると、角質肥厚(自然に剥がれ落ちるはずの角質がとどまることで、皮膚が厚みを増して硬くなること)が起きて、毛穴が閉じやすくなります。

また、マスク着用中はマスクの内側が高温多湿な状態となって蒸れるため、アクネ菌が繁殖しやすくなりますし、マスクを外した途端、今度は内部の湿気が急激に蒸散され、より乾燥がひどくなります。すると、皮膚を守ろうと皮脂の分泌量が増加します。つまり、マスクの着用がニキビを悪化させる要因となります」

Q.ニキビを防ぐための方法について教えてください。食習慣や生活習慣を見直す必要はあるのでしょうか。

佐藤さん「偏った食習慣や生活習慣の乱れにより、ホルモンバランスが崩れると、皮脂が増加してニキビが悪化します。糖質や脂質を控え、ビタミン類や食物繊維を豊富に含む野菜を多く摂取するとともに、バランスのよい食事を取るように心掛けてください。日々の食事で不足しがちなビタミン類はサプリメントで補いましょう。特にビタミンB2やビタミンB6、ビタミンCは積極的に摂取してください。

ストレスや睡眠不足、過労、たばこなどはニキビに悪影響を与えます。生活習慣を改めましょう。また、ニキビを防ぐスキンケアを日頃から行うようにしてください。先述のように、1日2回の洗顔と洗顔後の保湿をしっかり行いましょう。毛穴詰まりを防ぐために週に1~2回程度、古い角質を落とすのに適した『ピーリングせっけん』や、細かい粒子が含まれた洗顔料で顔を洗うとよいです。

繰り返しますが、ニキビができた場合は、とにかく触らないことが重要です。ニキビがあると無意識に触ってしまう人が多いのですが、触ることが刺激になり、衛生的にもよくありません。触らないように我慢しましょう」

(オトナンサー編集部)

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佐藤卓士(さとう・たかし)

医師(皮膚科・形成外科)・医学博士

アヴェニュー表参道クリニック院長。京都大学農学部卒業。九州大学医学部卒業。岡山大学医学部、杏林大学医学部、都立大塚病院形成外科にて研鑽(けんさん)を積み、現在に至る。日本形成外科学会認定専門医、日本レーザー医学会認定レーザー専門医。日本形成外科学会、日本皮膚科学会、日本美容外科学会、日本レーザー医学会、日本手外科学会、日本創傷外科学会所属。アヴェニュー表参道クリニック(https://www.a6-clinic.com)。

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