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同じ白だけど…? 「ウエディングドレス」と「白無垢」の微妙な違い

娘時代と決別する「死に装束」の意味

 ところで、日本には故人を送る時に白い衣装を施す「死に装束」という風習があります。人生の門出を迎える花嫁が、故人と同じ色の衣装を身に着けるのは縁起が悪いようにも思えますが、そもそも日本人には「白=不吉」という概念がありません。

「当時、女性が他家に嫁ぐ際には『生家で身に付けた習慣や風習、しきたりなどを全て捨て、生まれ変わったつもりで嫁ぎ先の家族として生きる』という覚悟を強いられました。つまり、白い花嫁衣装は娘時代と決別するための『死に装束』としての意味合いもあったのです」

 その後、白無垢は時代によって少しずつ変化。江戸時代には綿入れの白打掛を羽織り、婚礼後の色直しでは、花婿から贈られた色物(赤地)の衣装に改めるように。明治時代になると、黒ちりめんの振り袖が花嫁衣装として一般的になったこともあるようです。

「日本で実際に白いウエディングドレスが世間一般に広まったのは1980年代以降。テレビ中継される芸能人の結婚式が大きく影響したと言われています。トレンドの変化はあれど『白い衣装で嫁ぐ』ことへの特別な思いは変わらないのかもしれません」

(オトナンサー編集部)

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花岡ふみよ(はなおか・ふみよ)

カラー&イメージコンサルタント、株式会社ラピス代表取締役、ラピスアカデミー校長

人と企業をブランディングするカラー&イメージコンサルタント歴25年。似合う色や第一印象術のイメージコンサルティング実績は1万3000人。企業の色彩戦略コンサルティングやセミナー講演、研修、執筆実績も多数。株式会社ラピス(http://www.lapis234.co.jp/)、ラピスアカデミー(http://www.lapis234.com/)、サロン・ド・ラピス(http://www.lapis234.jp/)。

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