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小室圭さんをたたかずにはいられない残念な人たち!

10月7日の記事「小室圭さんを批判できる人などいない 皇室へ『あるべき論』を押し付ける権利はない」に対する反応について筆者が論じます。

小室圭さん(2018年8月、時事)
小室圭さん(2018年8月、時事)

 10月7日に「小室圭さんを批判できる人などいない 皇室へ『あるべき論』を押し付ける権利はない」を寄稿しました。この記事は多くの人に読まれ、Yahoo!ニュースではアクセスランキング国内1位、コメントランキングは総合1位を記録しました。ところが、ヤフコメは誹謗(ひぼう)中傷の嵐となりました。建設的なコメントなど一つもありません。筆者はアセスメントの専門家でもあるので、なぜ人は陰口をたたくのか解説したいと思います。

人はなぜ陰口をやめられないのか

 ネットニュースを書き始めて10年以上になります。炎上に巻き込まれることもあり、明治大学の研究室宛てに脅迫メールが届くこともあります。一般企業で考えれば、まったく縁もゆかりもない他人から、経営者に名指しで脅迫が行くようなものです。このようなメールを送ってどのような影響があるか考えられないのでしょうか。送信元メールヘッダーの調査をしていますけどね。

 中でも熱いのが「ヤフコメ」です。罵詈(ばり)雑言が並びます。「このバカ死ねや」「基地外コラムニスト」みたいな書かれ方をします。建設的な書き込みは一つもなく、議論の役割はまったく果たしていません。「悪質なコメントは情報公開請求をする」とつぶやいたところ、掲載2日後にコメントの約2割が削除されていました。だったら、最初から書き込むなと申し上げておきます。

 ヤフコメの残念なところは、ひたすら感情論で毒をまき散らかすことです。ヤフコメで毒をまき散らかすのが生きがいとはなんと残念な人生でしょうか。もっと、楽しく生きることを見つけたらいかがでしょう。

 世の中には不思議なことに「他人の陰口」ばかりをたたく人がいます。このような人には強いコンプレックスがあります。自分が劣っていることに気が付くと、情動のパニック(感情のパニック)が発生して矛先が他人に向いてしまいます。そして、相手のネガティブな部分をわざわざ取り上げて陰口に変換するのです。

 嫉妬心が強い人も「他人の陰口」が多くなります。他人に対して「うらやましい」「いいな」「ずるいな」という感情を抱くと同じように情動のパニックを起こしてしまいます。「他人の不幸は蜜の味」とはよく言ったものです。蜜の味を感じるとガスを発散せずにはいられないのです。この発散行動は衝動的に行われます。

発信者を特定することは難しくない

「陰口」はストレスがたまったときほどたたきたくなります。スッキリしますが、それは一時的なものです。結果的にデメリットしかありません。自分の放つ言葉は自分に跳ね返ってくるからです。

 脳科学では、脳は主語を理解できないとされています。他人に「ありがとう」と言うことは自分に対して感謝することと同じです。他人に「この野郎! 死んでしまえ」と言うと自分に対して「死んでしまえ」と言っていることと同じなのです。他人の「陰口」は自分自身も傷つけることになりますから注意が必要です。そうならないように、いい言葉を使ってみましょう。いい言葉を使えば、そんなネガティブなあなたもきっと「HAPPY」になれるはずです。

 人生が充足している人は他人の人生に関心がありません。相手を批評することに意味を感じることもなく、無駄であることも理解しています。人生の貴重な時間を使って他人の陰口や批評にいそしむ人は、自分の人生に充足していない人たちなのでしょう。他人の人生が異常なほど気になる「気の毒な人」ということになります。人生の時間の無駄を重ねるのはやめましょう。

 誹謗中傷は相手を傷つけます。「本当だから言っても問題ない」「これは事実なんだ」と主張しても通りません。人前で相手が嫌がることをするのは道徳的にも間違っています。韓国では、ネットの誹謗中傷でタレントが自殺するなど大きな社会問題になっています。心無い誹謗中傷で人が死ぬ可能性すらあることを理解しなければいけません。

「事実だから問題はない」「誹謗中傷される人に原因がある」「死んでしまう人が弱い」などと主張する人もいますが、誹謗中傷を肯定する理由にはなりえません。

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之

東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)をライフワークとしている。NHKや民放各社のテレビ出演や、経済誌などからの取材・掲載多数。著書も多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。埼玉大学大学院経済学研究博士課程前期(経済学修士、経営学修士)。

筆者への連絡先
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TW:@k_bito

コメント

1件のコメント

  1. よくぞ書いてくださいました。
    私には文章力がなく、影響力もありませんが、先生と同じ考えでいました。小室圭氏の人権侵害も甚だしいと。なぜ、あんなにも酷いことが書けるものだと。
    小室圭氏のお母さまは大した方だと思います。誰にも真似が出来ません。圭氏もそれに応えて真面目に努力してこられたようです。初心貫徹、眞子様の伴侶として他に相応しい人はいません。彼も眞子様も、強い人だと思います。めげずに、ゴールインしてほしいと思います。
    これからも、正しいことを発表して、彼らを応援してください。よろしくお願いいたします。