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全戸配布の「アベノマスク」到着、布マスクには弱点? どう使えばいい?

過信は禁物、他の対策と組み合わせて

Q.布マスクの適切な使い方を教えてください。洗濯については、厚生労働省がマスクに同封しているリーフレットに「衣料用洗剤で軽く押し洗い」「乾燥機は使わず、陰干しで自然乾燥」といった方法を書いていますが、これでよいでしょうか。

市原さん「布マスクも、できれば頻繁に交換することが望ましいです。予備があるのであれば、交換用の布マスクも持ち歩き、外出後や食事後などに交換できたらいいですね。洗濯はリーフレットの方法で問題ないと思います。マスクを装着する前は、手洗いをしてからマスクを触りましょう。取り外すときは耳ひもを持ちながら、マスク表面に触らないよう注意してください」

Q.マスクの使用と並行しての予防策も、改めてお願いします。

市原さん「こまめに手洗いをする、手洗いができないときはアルコール消毒をする、眼鏡やアイガードをして目からの感染を防ぐ、ドアノブやパソコンのキーボードなど身の回りの消毒を適宜行う、といったことが必要です。規則正しい生活をして免疫力を落とさないようにすることも大切です。

繰り返しになりますが、マスクによる予防効果は限定的です。気付かないうちに感染を広げないためにもマスクの装着は大切ですが、それだけでなく、手洗いなどと組み合わせて、新型コロナウイルスに備えてください」

(オトナンサー編集部)

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市原由美江(いちはら・ゆみえ)

医師(内科・糖尿病専門医)

横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニック副院長。自身が11歳の時に1型糖尿病(年間10万人に約2人が発症)を発症したことをきっかけに糖尿病専門医に。病気のことを周囲に理解してもらえず苦しんだ子ども時代の経験から、1型糖尿病の正しい理解の普及・啓発のために患者会や企業での講演活動を行っている。また、医師と患者両方の立場から患者の気持ちに寄り添い、「病気を個性として前向きに付き合ってほしい」との思いで日々診療している。糖尿病専門医として、患者としての経験から、ダイエットや食事療法、糖質管理などの食に関する知識が豊富。1児の母として子育てをしながら仕事や家事をパワフルにこなしている。オフィシャルブログ(https://ameblo.jp/yumie6822/)。

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