浜崎あゆみさん出産 主体的な「シングルマザー」が増えた背景とその特徴
出産とツアーを両立させたプロ意識
浜崎さんは、昨年5月から8月まで全国ツアーを行っていました。その後、11月ごろに出産し、それからわずか1カ月でカウントダウンライブに出演、さらに、今年2月からは再び全国ツアーも始まります。
これはあくまで推測ですが、浜崎さんはもともと、出産することを考えていなかったのではないでしょうか。しかし、子どもができてから「どうしても産んでみたい」と思うようになったのではないかと思います。
妊娠した状態でダンスや歌を披露するのは、体調管理をはじめ想像を絶するほどの苦労があったと思いますが、結果として、浜崎さんは全国ツアーやカウントダウンライブにも支障をきたさず、また、マスコミに知られることもなく出産することができました。プロ中のプロでないとできないことだと思います。
仕事、家庭、育児、出産など、女性の人生には多くの選択肢があります。どれを取ってどれを諦めるかという選択になりがちですが、どれを選べば正解ということではなく、さまざまな選択肢の中から何かを主体的に選ぶ権利があるということ自体、とても素晴らしいことです。その中で浜崎さんは出産をして、なおかつツアーも成功させることができました。
この先、女性の社会進出がさらに進むと、結婚しないままの出産を選ぶ女性はさらに増えていくと思われます。家族に対する価値観は変化していき、結婚に縛られない女性たちを、高齢になっても元気な親御さんや周囲の人たちが支えていくようになるのだと思います。
令和の社会に訪れた家族観、女性観の大きな変化を、平成の歌姫である浜崎さんは体現しているといえるでしょう。
(文/構成・オトナンサー編集部)

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