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僕はカツ丼が食べたいんです…夫の息を詰まらせる「完璧妻」、合うのは完璧夫

小倉優子さんが離婚危機にあると報じられました。結婚生活を幸せそうに送っていた小倉さんに、何があったのでしょうか。男女問題に詳しい弁護士が見解を示します。

小倉優子さん(2019年6月、時事通信フォト)
小倉優子さん(2019年6月、時事通信フォト)

 タレントの小倉優子さんが、歯科医師の夫と離婚危機にあると報じられました。前夫の不倫による離婚を乗り越え、2度目の結婚生活を幸せに送っていたはずの小倉さんに一体何が起こったのでしょうか。男女問題に詳しい堀井亜生弁護士が見解を示します。

料理上手な小倉さんがなぜ?

 小倉さんは、2011年にヘアメークアーティストの男性と結婚。2児に恵まれましたが2017年に離婚し、翌年12月に現在の夫と交際半年で結婚しました。

 前夫は小倉さんの妊娠中に浮気をしていて、それが離婚の原因になったといわれています。小倉さんは現在も妊娠中ですが、夫はそれにもかかわらず家を出ており、弁護士を通じて、離婚と、2人の子どもとの養子縁組解消を求めていると報じられています。

 最初の離婚を経て幸せな家庭を築こうとしていたはずの小倉さんは、なぜ、このようなことになってしまったのでしょうか。

「ママタレ」としての地位を確立している小倉さんは、ブログやインスタグラムなどのSNSでプライベートについて積極的に発信しています。

 その中で特に目立つのは、料理の写真です。品数が多く、栄養バランスも考えられていそうで、彩りにも食器にも盛り付けにもこだわった料理ばかりです。小倉さんのきっちりとした性格と「完璧な妻」の姿が垣間見えます。一見、良いことのように思えますが、筆者はそこに離婚危機の原因があるのでは?と推測しています。

「完璧妻」と結婚した夫の本音

 美人で料理上手な奥さんであれば、夫婦関係はうまくいくと思いたくなるものですが、意外にもそうとは限りません。

 筆者が実際に受けた案件で、奥さんと別れたいと相談に来た男性がいました。奥さんはとても美人で美容への意識が高く、食べるものにも徹底的にこだわる人でした。奥さんが作るメニューは、オーガニック食材を使った豪華な盛り付けの料理ばかり。休みの日には知人を招いて手料理を振る舞うパーティーもしていました。

 男性は、そんな暮らしが息苦しくなったと話していました。「妻が毎日豪華な料理を作ってくれるのはありがたいんですが、僕はカツ丼が食べたい日もあるんです」と。

 離婚の話し合いをするため、男性の奥さんに筆者の事務所に来てもらい、お茶を出すと、奥さんは「このお茶はどんな水を使っているんですか? 私はこのお水しか飲めないんです」と言って、持参した高級そうなペットボトルの水を飲み始めました。

 この夫婦の例に限らず、夫婦のどちらかが完璧すぎると、相手が窮屈になってかえってうまくいかなくなってしまうことは多々あります。

 夫婦や家族というのは、毎日一緒に生活していくものです。数多くの夫婦の離婚を見てきた立場からすると、夫婦生活というのは多少、いいかげんな部分がある方がうまくいくものです。きっちりしたこと、正しいことだけでなく、だらしないもの、余分なものも共有していくのが、とても重要なことだと思います。

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堀井亜生(ほりい・あおい)

弁護士

1977年生まれ。札幌市出身。中央大学法学部卒。一般民事、刑事、医療過誤、企業法務、著作権など幅広い分野を取り扱い、多数の企業・病院の顧問を務める。中でも離婚・男女問題の取り扱い実績が多く、離婚・男女問題のスペシャリストとして、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)のレギュラー出演をはじめ、「とくダネ!」「ノンストップ!」「笑っていいとも!」(いずれも、フジテレビ系)など多くのテレビ番組に出演。著書に「ブラック彼氏 恋愛と結婚で失敗しない50のポイント」(毎日新聞出版)。オフィシャルホームページ(https://horiiaoi.com/

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