日経平均反発1万9118円99銭、ドル高・円安を好感
2月28日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比11円52銭高の1万9118円99銭で取引を終えました。
2月28日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比11円52銭高の1万9118円99銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、外国為替市場でドル/円が一時1ドル=112円台後半と、27日の東証取引時間中の112円ちょうど前後からドル高・円安に振れたことが日経平均を押し上げました。
東証1部33業種中、石油・石炭製品、海運など24業種が上昇、一方、医薬品、情報・通信など9業種は下落しました。個別銘柄では、IHI、ユニチカが買われ、東芝、日産化学工業は売られました。TOPIX(東証株価指数)は前日比1.32ポイント高の1535.32。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=112円40銭台で推移しています。
トランプ大統領の施政方針演説に注目
米東部時間28日午後9時(日本時間1日午前11時)から、トランプ大統領による施政方針演説が行われる予定ですが、「演説では、具体的な税制改革案が示されるのかどうかが最大の焦点になりそうです」。
この演説の内容によっては、1日の日経平均やドル/円が敏感に反応し、大きく動く可能性があるとのこと。ここ数日の日経平均は1万9000~1万9500円のレンジで上下を繰り返して方向感を失っている印象ですが、「上下どちらかに抜けるきっかけになる可能性もあり、要注意です」。
(オトナンサー編集部)
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