日経平均反発1万9251円08銭、米株高が下支え
週明け2月20日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前週末比16円46銭高の1万9251円08銭で取引を終えました。

週明け2月20日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前週末比16円46銭高の1万9251円08銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、外国為替市場でドル/円が一時1ドル=112円台と、前週末17日の東証取引時間中からドル安・円高に振れたことを嫌気、日経平均は一時1万9115円11銭まで下落しました。その後、ドル安・円高の一服を受けて反発し、17日終値比プラス圏に転じました。
東証1部33業種中、ゴム製品、情報・通信など20業種が上昇、一方、石油・石炭製品、鉱業など13業種は下落しました。個別銘柄では、大平洋金属、ブリヂストンが買われ、三井金属、アマダは売られました。TOPIX(東証株価指数)は前週末比2.47ポイント高の1547.01。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=113円10銭台で推移しています。
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均が7営業日続伸、ナスダック総合指数やS&P500を含む主要株価指数はいずれも史上最高値を更新しました。「フリン大統領補佐官が辞任するなど米政権運営に対する不安はありますが、米株式市場は、減税などの景気刺激策に対する期待感が大きいようです」(八代さん)。
日経平均は米株高に下支えされる一方、軟調なドル/円が重しに。米株式市場は20日が休場のため、ドル/円がいつも以上に影響を与える可能性があります。
(オトナンサー編集部)
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