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【健康診断】採血後に「しばらく指で押さえて」と指示された…いつやめればいいの? 内科医に聞いてみた

採血後の適切な「処置」について、糖尿病専門医が解説します。

採血のテープはいつまで押さえる?(画像はイメージ)
採血のテープはいつまで押さえる?(画像はイメージ)

 健康診断で「血液検査」を受ける人は多いと思います。採血を行った後は、針を刺した部位に小さなテープが貼られ、「しばらく指で押さえておいてください」と指示されたり、止血バンドを巻かれたりするのが一般的です。これについて、ネット上では「いつまで押さえていればいいの?」「止血バンドいつ外すか分からん」「あのテープ、いつ剥がしていいのか毎回迷う…」など、採血のたびに疑問を感じている人がいるのが分かります。
 
 採血後の適切な「処置」について、eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんが解説します。

5分程度しっかり押さえること

 血液検査は採血を行い、肝臓や腎臓といった臓器の異常を調べたり、血糖値やコレステロール、中性脂肪、尿酸などの数値を調べたりと、さまざまなことが分かる検査です。健康診断で特に異常を指摘されず健康な人は、年に1回の健康診断での血液検査で十分です。

 何か症状があるなど不調のときには、病院で血液検査を行い、不調の原因を調べます。例えば、糖尿病などで定期的に病院に受診している人は、1~2カ月に1回は血液検査をすることが多いです。かかっている病気によって血液検査の頻度は変わります。

 採血後に「しばらく指で押さえておいてください」と指示がありますが、これは静脈に穴を開けて血液を採取しているので、押さえなければそこから血液が流出してしまうためです。圧迫することで血管が収縮し、血が止まりやすくなります。5分程度しっかりと押さえることが大切です。

 押さえている力が弱かったり、きちんと押さえていなかったりすると、血があふれ出てくることがあります。腕は動かさずにしっかりと固定して押さえてください。

 なお、血液がサラサラになる薬を飲んでいる人は、特に血が止まりにくいので、止血バンドを使うことがあります。高齢者で押さえる力が弱い場合も同様です。止血バンドを使う場合も、目安は5分程度と覚えておきましょう。

 採血で針を刺した部位に貼られる小さいテープは、血が止まっていれば剥がしていいのですが、帰宅後など落ち着いたタイミングで剥がすのがよいでしょう。皮膚かぶれを起こす可能性があるので、その日のうちに剥がしてください。

(オトナンサー編集部)

【画像】採血後に「青あざ」できたことある?→これが「実際の写真」です(閲覧注意)

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市原由美江(いちはら・ゆみえ)

医師(内科・糖尿病専門医)

eatLIFEクリニック院長。自身が11歳の時に1型糖尿病(年間10万人に約2人が発症)を発症したことをきっかけに糖尿病専門医に。病気のことを周囲に理解してもらえず苦しんだ子ども時代の経験から、1型糖尿病の正しい理解の普及・啓発のために患者会や企業での講演活動を行っている。また、医師と患者両方の立場から患者の気持ちに寄り添い、「病気を個性として前向きに付き合ってほしい」との思いで日々診療している。糖尿病専門医として、患者としての経験から、ダイエットや食事療法、糖質管理などの食に関する知識が豊富。1児の母として子育てをしながら仕事や家事をパワフルにこなしている。オフィシャルブログ(https://ameblo.jp/yumie6822/)。eatLIFEクリニック(https://eatlife-cl.com/)。

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