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【11月11日のマーケット】日経平均続伸1万7374円79銭、3カ月半ぶりの円安水準で

11月11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比30円37銭高の1万7374円79銭で取引を終えました。

約3カ月半ぶりの円安・ドル高水準が好感された

 11月11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比30円37銭高の1万7374円79銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、この日午前の日経平均は、前日10日の米国株上昇や、外国為替市場でドル/円が一時1ドル=106円台後半と約3カ月半ぶりの円安・ドル高水準を記録したことを好感、一時10日終値比278円31銭高の1万7621円73銭まで上昇しました。

 その後は、10日の大幅反発や週末であることから利益確定売り圧力が強まり、日経平均は一時、前日終値比マイナス圏に沈む場面もあったといいます。

 東証1部33業種中、保険、銀行など18業種が上昇、一方、水産・農林、情報・通信など15業種は下落しました。個別銘柄では、太平洋セメント、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が買われ、パイオニア、楽天は売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比1.93ポイント高の1378.28。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=106円50銭台で推移しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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