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「台風」近づくと頭痛に襲われる…専門医が教える痛み軽減に役立つ“ツボ”

症状を軽減するには?

Q.台風や気圧の影響で頭痛になった場合、症状を軽減するにはどうしたらよいのでしょうか。

近藤さん「台風や気圧の変化による頭痛はつらいものですが、症状を和らげるための方法はいくつかあります」

(1)耳の血行を良くする
気圧の変化を感知する内耳の血行を良くすることで、脳への信号の乱れを軽減できる可能性があります。

・耳のマッサージ
両耳を軽くつまみ、上下や横に引っ張ったり、円を描くように回したりします。耳全体を優しくもみほぐすことで、内耳の血流が改善し、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

・耳を温める
ホットタオルなどで耳の周囲を温めるのも効果的です。

(2)症状に合わせたツボ押し
症状の軽減に役立つツボを刺激することも有効です。

・内関(ないかん)
乗り物酔いに効くツボとしても知られており、手首の内側、手首のしわから指3本分、肘に向かった場所にあるツボです。めまいや吐き気にも効果があります。

・百会(ひゃくえ)
頭のてっぺんにあるツボで、左右の耳を結んだ線と、顔の中心線が交差する場所にあります。自律神経を整える効果が期待できます。

・天柱(てんちゅう)
首の後ろ、髪の生え際にあるくぼみの両側にあるツボです。首や肩の凝りが原因の頭痛に効果的です。

(3)適切な対処法
・鎮痛剤の早期服用
頭痛が始まりそうだと感じた初期の段階で市販の鎮痛剤を服用することが重要です。痛みが強くなってからでは、薬の効果が十分に得られないことがあります。

・カフェインの摂取
片頭痛の場合は、適量のカフェインの摂取が血管を収縮させ、痛みを和らげる効果がある場合があります。コーヒーや紅茶などを飲むとよいでしょう。ただし、過剰な摂取はかえって症状を悪化させることもあるため注意が必要です。

・安静にする
ズキズキと脈打つような片頭痛の場合は、光や音を避けて静かな暗い部屋で横になって安静にすることが有効です。

・温めるまたは冷やす
片頭痛の場合は、拡張した血管を冷やし、炎症を抑えるために、こめかみや首筋を冷たいタオルなどで冷やすと痛みが和らぎます。緊張型頭痛の場合は、首や肩の血行を良くするために、温かいタオルなどで温めると効果的です。

(4)予防策
日頃から自律神経を整える生活を心掛けることが、気象病の予防につながります。

・規則正しい生活
毎日同じ時間に起き、食事を取るなど、生活リズムを整えることで自律神経のバランスが安定します。

・適度な運動
ウオーキングやストレッチなど、無理のない範囲での運動は血流を良くし、自律神経を整えるのに役立ちます。

・十分な睡眠
睡眠不足は自律神経の乱れにつながります。十分な睡眠時間を確保しましょう。

・気象情報のチェック
気圧予報アプリを活用し、気圧が急激に変化するタイミングを事前に把握しておくことで、早めの対処ができます。

(オトナンサー編集部)

【豆知識】「えっ…!」 これが「頭痛」に効く“ツボ”です!

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近藤惣一郎(こんどう・そういちろう)

美容外科「SOグレイスクリニック」院長、美容外科医、脳神経外科専門医

1988年に京都大学医学部卒業後、脳神経外科専門医として脳卒中、脳腫瘍などの診療に約20年従事。後遺症や救えない命に対して医療の限界を感じるようになる中、「医療の力で顔や体の悩みを解決することができれば多くの人を喜ばせることができる」と確信し、2007年に美容外科医に転身。2010年、美容外科「SOグレイスクリニック」を開業。業務の傍ら、“ロンリー侍ドクター”としてテレビ番組に多数出演。SOグレイスクリニック(https://so-graceclinic.com/)。

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