【婚活】「私、5分も話していないと思います」 お見合い中に“会話泥棒”をし続けた39歳男性…交際辞退を突き付けられた《退屈な独演会》の中身
自己アピールと自慢話の境界線
会話泥棒な上に、そこへ自己アピールが過多に入った自慢話を展開していくと、つまらないだけでなく、その独演会は鼻につくようになります。
あみさん(37歳、仮名)は、おさむさん(41歳、仮名)とのお見合い後、こう振り返りました。
「正直、1時間のうち、私が話す時間はほとんどありませんでした。話を振ると少し答えてくれるのですが、すぐに自分の話に戻ってしまって、そこに自慢話が盛りだくさんと言っていいほど盛り込まれていたんです」
例えば、こんな様子でした。あみさんが「休日はカフェ巡りや映画を楽しんでいます」と話すと、おさむさんは……。
「僕も映画が好きでね。特にアクション映画は、中学くらいからほとんど見てきました。大学時代は、映画研究会を仲間と立ち上げて、作品の分析をしたり、映画を撮ったりもしました」と、自分の趣味や経験を延々と語り始めたというのです。
あみさんが話題を変えようとしても、「それでね、映画を撮ったときには、僕が監督で、キャスティングも僕が決めたんです。みんなが僕を信頼してくれて……」と、話が止まりません。
このように、会話泥棒をした後の“自己アピール過多タイプ”は、相手の話題にほとんど触れず、自分の経験やこだわりを延々と語ります。本人は「少しでも自分の印象をよくしたい」と思っているのでしょうが、自慢話を聞かされて、それを心地よいと感じる人はいません。
あみさんは、私に言いました。
「彼が今、売れっ子のアクション映画の監督をしているのなら、その話は興味深いですが、学生時代の趣味の域を出ない話を、さも『自分はやり手だった』みたいに語られても鼻白んでしまいました。今回は“交際お断り”でお願いします」
お見合いで大切なのは、自分を知ってもらうことと同時に、相手にも話す機会や安心感を与えることです。自己アピールをうまく取り入れながら、相手の話を引き出す“キャッチボール型の会話”を意識することが大切です。

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