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【婚活】「私、5分も話していないと思います」 お見合い中に“会話泥棒”をし続けた39歳男性…交際辞退を突き付けられた《退屈な独演会》の中身

面接や取り調べのような質問攻め

 もう一つの失敗例は、「相手を知ろう」と思うあまり、つい質問ばかりを繰り返してしまう、いわゆる“質問攻め”のパターンです。

 えいこさん(29歳、仮名)は、たけるさん(32歳、仮名)とお見合いをしました。ところが、えいこさんはお見合いを終えて、すぐに交際辞退の連絡を入れてきました。

 辞退の理由はこうでした。

「次々と質問をしてくるので、正直、疲れてしまいました」

 やりとりは、一問一答の連続。「プロフィールに広告関係とありますが、どんな広告が多いんですか?」
「企業向けの広告が多いです」
「どんな企業ですか?」「何関係ですか?」。

 さらに、休日の過ごし方を聞かれて「カフェ巡りや映画を見に行くことが多いです」と答えると、「どのカフェですか?」「何を注文しますか?」「映画はどこで見ますか?」「ジャンルは?」と、まるで面接や取り調べのように、質問が矢継ぎ早に続いたのです。

 会話を盛り上げるために、質問をするのは分かります。こうしたタイプは、会話が途切れてしまうのが怖いと思っているのでしょう。

 大切なのは、その質問を会話の“入り口”にして、そこから自分の体験や感想を交え、相手にボールを返すことです。これを「フォローアップクエスチョン」と呼びます。

 例えば、お相手が「企業向けの広告が多いんです」と答えたら「そうなんですね。実は僕の会社でも去年、新商品の広告を出したんです。そのとき、SNS用に社員みんなで短い動画を作って公開しました。◯◯さんのところでも、そういう工夫ってされているんですか?」

「カフェ巡りをしています」と言われたら、「僕もコーヒーが好きで、よく行くんです。最近は△△のカフェに行きましたよ。◯◯さんはコーヒーで好きな銘柄ありますか?」

 このように、相手の答えをきっかけに「共通点」や「自分のエピソード」を添えてから、次の質問へとつなげます。すると会話は自然に広がり、お互いに心地よいキャッチボールが生まれるのです。

 フォローアップクエスチョンを意識することで、相手に「ちゃんと自分の話を聞いてくれている」と感じてもらいやすくなり、お見合いの時間はぐっと楽しいものになります。

 婚活の場では、ただ質問を繰り出すのではなく、「質問を会話に育てる」ことが、相手と心地のいい会話をする大切なポイントになります。自分は会話上手だと思っているのに、なかなか交際希望がもらえないと思っている人は、自分がお見合いでどんな会話をしているか、もう一度振り返り、改善してみてくださいね。

(仲人・ライター 鎌田れい)

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)、YouTube「仲人はミタ チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCObGYwIfj_oY-cm9LlnFmdA)。

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