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【マーケット展望】クリントンvsトランプ支持率拮抗で不透明感、結果までドル/円「上値重いかも」

11月4日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前営業日比229円32銭安の1万6905円36銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

この日の日経平均は続落し1万6905円36銭で取引を終えた

 11月4日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前営業日比229円32銭安の1万6905円36銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、今夜発表される米10月雇用統計に注目します。

 一方、米大統領選(11月8日)をめぐる各種世論調査で、民主党クリントン候補と共和党トランプ候補の支持率が拮抗、大統領選に対する不透明感が強まっており、外国為替市場でドル/円に下落圧力がかかっているといいます。

 今後も大統領選をめぐる報道に、米株式市場や外国為替市場が敏感に反応しそうなことから、八代さんは「大統領選の結果が判明するまで、ドル/円は上値が重い展開になるかもしれません。ドル/円が一段と下落すれば、日経平均は下値を試す可能性があります」と話しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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