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イマドキの「遠距離恋愛」も“長続き”は難しい? 「推し活」「フルリモート勤務」に振り回されたカップルの結末

別れを伝えに、移住先から彼の家へ向かった結果…

「どれくらい離れていると遠距離恋愛だと思いますか?」の問いに対し、「3時間以上」と回答した人が4分の3を占めた――。航空券の検索比較・予約サイト「エアトリ」が行った「遠距離恋愛」に関する調査で、そうした結果が出ているそうです。

 在来線で会うことはできるけど、2時間以上かかる。あるいはお互いの中間地点まで2時間近くかかる……という「微妙に遠い距離のカップル」もいます。そんなカップルが、プチ遠距離恋愛の末に、別れから同棲(どうせい)を選択したエピソードを聞きました。

 雪乃さん(28歳、仮名)は、葵さん(29歳、仮名)と友達の紹介で知り合いました。雪乃さんはフルリモートで仕事をすることが決まったのをきっかけに、都内から神奈川県の湘南エリアに移り住むことになります。千葉県に住んでいる葵さんと、都内に住んでいたときに知り合った当時は、そう距離を感じることなく気軽に行き来していました。雪乃さんが転職で湘南に移り住んだことをきっかけに、ちょくちょく会うことができなくなりました。

 週末、葵さんが車で雪乃さんの家に通うことが多かったのですが、毎週末というわけにはいかず、だんだんと二人の間にすれ違いが生じるように。雪乃さんに湘南エリアで新しい人間関係ができてきたこともあり、ヤキモチを焼いた葵さんとのケンカも多発。自分のスタイルを貫きたいと思っている雪乃さんは、理解してくれないと感じた彼との別れを決意します。

 ある週末、別れ話をするために、車で彼の家に向かった雪乃さん。二人の思い出の曲をかけて、今までのことを思い浮かべていました。思い出がたくさん浮かんできて、別れていいのか……と迷い始めます。何より、その道中の長さに驚いたといいます。

「別れの前のひと時に、どっぷり浸かろうと思って車をレンタルして向かいました。思い出の曲をかけて号泣しながら走らせていたんですが、いつまでたっても着かないんです。改めて『こんな長い道を、彼はほぼ毎週末通って来てくれたんだ』って思って。ガソリン代も高いし、何より運転、疲れますよね。そんなに時間とお金を私のために使ってくれた人と別れていいの!? となってしまい……到着して彼に会ったら、『一緒に住みたい』って言っちゃいました」

 彼は喜びましたが、問題はどこで暮らすかということ。湘南は彼の職場からは遠すぎました。

「私が湘南暮らしを諦めて、彼の職場の近くに住むことにしました。将来、結婚して家を買うとかになったらまた湘南に戻りたいなと思いますが、今は彼との時間を大切にしたいです」

 オンラインでいくらでもつながれるとはいえ、やはり直接会ったコミュニケーションは格別なもので大切です。二組のカップルが末永く幸せでありますように。

(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

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三松真由美(みまつ・まゆみ)

恋人・夫婦仲相談所 所長(すずね所長)・執筆家

夫婦仲・恋仲に悩む女性会員1万3000名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティーを展開。セックスレス・ED・女性の性機能に詳しく、性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。20代若者サークルも運営し、未婚世代への結婚アドバイスも好評を呼ぶ。恋愛・夫婦仲コメンテーターとしても活躍中。業界最大手「ごっこ倶楽部」のセックスレスをテーマにしたショートドラマを監修し、5カ月で1億回再生に到達。著書は「夫婦の『幸せ循環』を呼ぶ秘訣」(講談社)「モンスターワイフ」(同)「40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣」(扶桑社)「堂々再婚」(wave出版)など多数。コミック「『君とはもうできない』と言われまして」(KADOKAWA)の監修も手掛ける。恋人・夫婦仲相談所(http://fufunaka.com/)、公式note(https://note.com/suzune_16)、オトナのお悩み保健室(https://otona-hokenshitsu.jp/)。LINE登録で「夫婦仲チェックシート」を無料プレゼント(https://fufunaka.com/archives/lp/line)。

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