夫の機嫌を損ねたら「無視」が始まる…対話を放棄した「没交渉夫婦」を待ち受ける“恐ろしい未来”
夫・妻が「没交渉タイプ」だと気付いたら…
人には「思考の癖」があります。ついつい悪い方へ物事を考えてしまう人、勝手に「◯◯はこう思っているに違いない」と妄想を膨らませてしまう人、逆の意見を言われたり、叱られたりすると、自分自身が全否定されていると感じてしまう人……そこには自尊感情の低さが隠れているのかもしれません。こうした思考の癖によって、周りが振り回されることもあるでしょう。
没交渉の人、コミュニケーションが苦手な人、他人の意見を受け入れられない人は、自分の意見を否定されたとき、「自分の全てが否定された」と錯覚しているのかもしれません。夫または妻が没交渉タイプだと気付いたときは、「あなたを否定しているわけじゃなくて、この点に関しては◯◯がよいと思うだけ。いろんな意見があっていい」という伝え方をして、様子を見てください。
ただ、無視や無言を貫く相手にそうしたアプローチを続けるのは、なかなか大変なことだとも思います。「夫婦だから」という理由で続ける義務はありません。夫を、妻を選択したのは自分自身。諦めてやり過ごすのも、我慢するのも、無視で報復するのも、家出するのもアリですし、対応方法は無限です。その中で、自分の気分にとってよいのはどれか、まずは自分の心に問うてください。「ご機嫌な私でいるために今、目の前にいる人にどう対応するのか」を。
お互いに不機嫌な時間が長いと、10年後、20年後、必ずひずみが表面化します。夫婦二人で過ごす時間は、気が遠くなるほど長いのです。「よりよい未来へのアプローチ」と考えて、やれることに力を注ぐ。没交渉タイプの相手を突き放すか、絡め取るか、決心するときです。
(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

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