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【9月21日のマーケット】日経平均大幅反発1万6807円、マイナス金利の深掘り見送りで

9月21日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比315円47銭高の1万6807円62銭で取引を終えました。

銀行などの金融株が日経平均の押し上げ要因に

 9月21日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比315円47銭高の1万6807円62銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、この日午前の日経平均は軟調な展開。日銀の金融政策発表を控えて利益確定売りが優勢になりました。

 その後、午後1時過ぎに日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」導入を発表。マイナス金利の深掘りが見送られたことで、収益悪化懸念が後退した銀行などの金融株が大幅に上昇し、日経平均を押し上げたといいます。

 銀行、保険、証券などの金融株を中心に東証1部全33業種が上昇。個別銘柄では、ふくおかフィナンシャルグループ(FG)、りそなホールディングス(HD)が買われ、ディー・エヌ・エー、東京エレクトロンは売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比35.70ポイント高の1352.67。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=102円50銭台で推移しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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