婚活サイトで出会った男に見放された36歳女性、LINEだけで「復縁」に成功した方法(下)
ストーカー癖のため彼に愛想を尽かされ、結婚のチャンスを失いかけたアラフォー女性。「交際の有無」「性交渉の同意の有無」「拒否の有無」「抵抗の有無」の4つを使って、無事「復縁」に成功しました。
ストーカー癖が原因で、彼に愛想を尽かされ、結婚のチャンスを失いかけた36歳女性のストーリー。後編の今回は、復縁成功の決め手となった「交際の有無」「性交渉の同意の有無」「拒否の有無」「抵抗の有無」について、話を進めていきます。
恋人でないと断罪し、関係性を変える
綾香さんの唯一の目的は警察への被害届でも準強姦の慰謝料でもなく、「彼との復縁」でした。私は綾香さんに、性交渉当日の様子を思い出してもらいながら、「交際の有無」「性交渉の同意の有無」「拒否の有無」「抵抗の有無」に焦点を当てながら、彼が綾香さんとの交際を続けざるをえない状況に持っていくにはどうしたらよいか、綾香さんと打ち合わせを重ねたのです。
まず、復縁を実現するためのテクニックの1つ目は「交際の有無」です。本来、相手が恋人にせよ他人にせよ、性交渉に同意は必要だということが大前提です。とはいえベッド上で毎回同意を得ようとすれば、せっかくの甘い雰囲気は台無しです。現実的には、2人が恋人同士の場合、暗黙の了解で済ませても構わないでしょう。
だから「勝手にフェイドアウトするような相手は恋人ではない」と断罪するのが先決です。そして、恋人同士ではないのにOKをもらわずに性交渉に及んだら、完全にNGだと話をすり替えるのです。もしも、綾香さんの方が「交際していない」と翻意したら、どうなるでしょうか。突然、彼は「恋人」ではなく「他人」へ、2人の関係性は「本気」ではなく「遊び」へ変わります。
そのことを踏まえた上で、綾香さんはLINEで彼にメッセージを送りつけたのです。
「あんたが本気だと信じていたから体を許したのよ。それなのに、勝手にフェイドアウトするなんて…最悪だわ!!どうせ最初から体目当てだったんでしょ!私は付き合ってもない男に犯されたのよ」
「そもそも婚活サイトで知り合ったので、『男女の仲』だと思い込んでいた」と彼は言い訳をするかもしれませんが、綾香さんは居酒屋で彼からのアプローチに対して何も答えなかったのだから、綾香さんが「付き合っていなかった」と言えば、彼はどうしようもないのです。
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