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【夫婦と年金】共働き世帯と専業主婦世帯、将来もらえる年金はどれくらい違う?

85歳まで生きればモデルケースで2200万円の差

 まずは専業主婦世帯です。モデルケースとして夫が会社員(第2号被保険者)で40年間、厚生年金に加入しており、妻はこの期間ずっと専業主婦(第3号被保険者)で国民年金の加入者だったとします。40年間の夫の平均年収は約500万円です。

 夫が65歳からもらえる年金額は月15万6706円、妻は月6万5008円で、夫婦合わせて毎月22万1714円がもらえる計算です。つまり年間で266万568円を受け取れることになります。

 では共働き世帯はどうでしょうか。夫婦共に40年間、会社員(第2号被保険者)で厚生年金に加入しており、この期間の夫婦の平均年収はそれぞれ約500万円とします。

 夫と妻がそれぞれ65歳からもらえる年金額は月15万6706円、つまり夫婦合計で毎月31万3412円がもらえる計算です。年間合計は376万944円で、共働き世帯は専業主婦世帯よりも110万円も多く年金を受け取れることになります。

 たとえば夫婦が85歳まで生きると仮定した場合、専業主婦世帯がもらえる年金の総額は5320万円、一方の共働き世帯は7520万円で、その差は実に2200万円にもなります。

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中尾剛(なかお・たけし)

ファイナンシャルプランナー(AFP)

1983年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、2006年大阪ガス入社。営業、企画マーケティング部門でガス機器の製造からプロモーション、販売施策立案、施工・メンテ連携など幅広い業務に携わる。2015年3月に外資系大手生保のコンサルタントに転じ、個人顧客のライフプランニングや相続対策、不動産売買など、さまざまな重要ライフイベントのサポートに従事。また、経営者向けに、事業承継や活動計画立案、従業員育成などの支援を行う。月に2回程度、税理士や行政書士、弁護士らと連携した「相続セミナー」を大阪や名古屋で開催。経営理念は「関わるすべての方が幸せになるお手伝いをする~一燈照隅~」。

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