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【6月29日のマーケット】日経平均続伸し1万5566円、欧米・アジア株堅調でリスク回避後退

東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比243円69銭高の1万5566円83銭で取引を終了。

EU離脱を巡る英国民投票後の株安に歯止めがかかりつつある

 6月29日の東京株式市場で、日経平均株価は3日続伸。前日比243円69銭高の1万5566円83銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、欧州連合(EU)離脱を巡る英国民投票後の株安に歯止めがかかり、きのう28日の欧米株やきょう29日のアジア株が堅調に推移してリスク回避姿勢が後退、日経平均の支援材料になったといいます。

 また、政府・日銀に対する政策期待も下支え要因に。上げ幅は一時、前日終値比300円を超え、日経平均は1万6600円台に乗せる場面もあったそうです。

 東証1部33業種中、保険、鉄鋼など30業種が軒並み上昇、一方、水産・農林、小売など3業種は下落しました。個別銘柄では、東芝、新日鉄住金が買われ、J.フロントリテイリング、マルハニチロは売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比23.07ポイント高の1247.69。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=102円20銭台で推移しています。

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八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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