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【6月28日のマーケット】日経平均続伸し1万5323円、政策期待で1万5400円台回復も

東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比13円93銭高の1万5323円14銭で取引を終了。

英国のEU離脱を受けた、政府・日銀の政策に対する期待感が高まった

 6月28日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。前日比13円93銭高の1万5323円14銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、英国の欧州連合(EU)離脱を受けた、欧州の先行き不透明感から朝方は売りが優勢。下げ幅は一時前日終値比300円を超え、日経平均は1万5000円を割り込む場面もあったといいます。

 しかし、その後は、日経平均先物に買い戻しが入ったことや、政府・日銀の政策に対する期待に支えられて反発、一時は1万5400円台を回復したそうです。

 東証1部33業種中、建設、倉庫・運輸など14業種が上昇、一方、輸送用機器、ゴム製品など19業種は下落しました。個別銘柄では、シャープ、大日本スクリーン製造が買われ、昭和シェル石油、昭和電工は売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比1.14ポイント安の1224.62。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=101円90銭台で推移しています。

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八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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