オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

【6月21日のマーケット】日経平均続伸で1万6169円、円高・ドル安一服などで

東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比203円81銭高の1万6169円11銭で取引を終了。

ドル/円が1ドル=104円台半ばまで上昇し日経平均も上げ幅を拡大した

 6月21日の東京株式市場で、日経平均株価は3日続伸。前日比203円81銭高の1万6169円11銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、朝方は売りが先行し一時、前日終値比194円安の1万5770円まで下げる場面も。きのう20日までの2営業日で500円以上上昇したことへの反動や、ドル/円が1ドル=103円台半ばで推移したことが背景にあったといいます。

 その後、円高・ドル安が一服したことで日経平均はプラス圏へ。午後に入ると、ドル/円が1ドル=104円台半ばまで上昇し、日経平均も上げ幅を拡大したそうです。

 東証1部33業種中、医薬品、食料品など30業種が軒並み上昇、一方、非鉄金属、鉱業など3業種は下落しました。個別銘柄では、第一三共、花王が買われ、日本製鋼所、神戸製鋼所は売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比14.71ポイント高の1293.90。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=104円30銭台で推移しています。

1 2

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

コメント