【6月16日のマーケット】日経平均反落で1万5434円、10年物国債の利回り低下などで
英EU離脱懸念で「円買い圧力加わりやすい」
八代さんは「日銀の金融政策の現状維持は大方の予想通り」と指摘。円高が進んだ背景には、追加緩和への期待や投機筋による円買いがあり、「米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ見送りや英国の欧州連合(EU)離脱懸念から、円買い圧力が加わりやすい環境にあることも一因」といいます。
八代さんは「欧米の外国為替市場でドル/円は一段と下落する可能性も。その場合、日経平均にとってはマイナス材料になります」と話しますが、英国民投票を23日に控え、日銀の金融政策の現状維持を材料にした円買いは、長続きしない可能性もあるそうです。
(オトナンサー編集部)
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