【6月16日のマーケット】日経平均反落で1万5434円、10年物国債の利回り低下などで
東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比485円44銭安の1万5434円14銭で取引を終了。

6月16日の東京株式市場で、日経平均株価は2日ぶりに反落。前日比485円44銭安の1万5434円14銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、この日は午前から、軟調な展開となり、前引けは前日終値比174円安の1万5744円。外国為替市場での円高・ドル安進行や、長期金利の指標である新発10年物国債の利回り低下が悪材料になったといいます。
その後、日銀が金融政策の現状維持を決定したことで円が独歩高に。円高・ドル安が加速し、ドル/円は一時1ドル=104円近辺まで下落。円高進行を受けて、日経平均の下げ幅は一時500円を超えたそうです。
東証1部の全33業種が下落。個別銘柄では、日本製鋼所、りそなホールディングスが買われ、日東電工、横浜ゴムは売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比35.55ポイント安の1241.56。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=104円10銭台で推移しています。
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