不倫した夫が“精神不安定”に…離婚で「良好な関係」を築いた元夫婦の“生々しい実情”
同居生活は1年未満!? 結婚5年目で離婚
「ずっと単身赴任で、一緒に暮らしたのは合計しても1年に満たなかったと思います」
そう話すのは満さん(35歳、仮名)。元夫の浩平さん(40歳、同)とはお互い1人旅をしていたタイで知り合い、帰国後、遠距離恋愛を経て結婚しました。しかし、旅行会社に勤める浩平さんは海外赴任が多く、満さんも手に職を持って仕事をしていたので、一緒に行くこともなく別々に暮らしていました。
浩平さんが年に何回か帰国したときには満さんの家に滞在しますが、彼女の家は1人暮らし用の1LDKのまま。子どもができることもなかったために、何のために結婚しているのか分からなくなったといいます。
「彼のことは好きなんですけど、会えないからといって寂しいってことはないし、私も彼も毎日連絡を取り合うのは面倒くさいというタイプだったこともあり、このまま結婚状態を続けていてもお互い意味あるのかな? という話に自然となって。
私は子どもが欲しかったです。でも、あの状態で子どもができても1人で育てる自信はありませんでした。彼も彼で、一応既婚者となると異国で遊びたいのに遊べない。その辺は真面目だったようで。
『結婚の意味ないね。じゃあもう離婚しよう』と5年目で籍を抜きました。お互いの両親も状況を理解していたので、反対もなく…。それどころか、うちの親は『このままだと孫の顔が見られないのではないか』と内心焦っていたそうで、喜びました。
今も、彼が日本に帰国したら必ず会って近況報告しています。私は今年、マッチングアプリで出会った彼と再婚するのですが、相手とも会ってもらいました。浩平さんが彼にいろいろアドバイスしているから、『あなたより彼の方が、一緒にいる時間長いよ』って突っ込みました」
笑いながら話してくれる満さんは、幸せそのものでした。
離婚の動機はさまざまです。同様に、離婚後の人生もさまざま。別れた相手をののしりながら恨み節を淡々と話す妻と、何人も面談しました。納得できる離婚が理想ですが、今の時代になっても離婚で「不利」と考えるのは妻側が多いように感じます。
今、離婚という言葉がチラリと浮かんでいる人は、「私の『納得』は何だ?」「俺の『納得』は何だ?」と、スマホに項目を立てて打ち込んでみるといいでしょう。「妻が実家に戻り、妻の仕事中は子どもたちが寂しい思いをしないこと」「養育費を毎月6万円入金すること」「資産は折半でも、俺のオーディオセットだけは譲らないこと」などなど…。
“納得点”を書き出していくと、思考が整ってきます。納得すれば、離婚後もカフェトークできる関係になれるはずです。ただし、お互いに再婚した場合は、新パートナーの気持ちに配慮した大人の行動を。
(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

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