【5月18日のマーケット】日経平均3日ぶり反落で1万6644円、“燃費データ不正”のスズキ急落
5月18日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比8円11銭安の1万6644円69銭で取引を終えました。
5月18日の東京株式市場で、日経平均株価は3営業日ぶりに反落。前日比8円11銭安の1万6644円69銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、この日午前に発表された、1~3月期国内総生産(GDP)速報値が年率換算で1.7%と市場予想を上回ったことから、日銀の追加緩和観測が後退。日経平均は前日比142円高となる場面もあったそうです。
しかし、午後に入ると、燃費データ不正報道を受けてスズキ株が急落。日経平均も下げに転じ、前日比139円安となる場面も。ただ、大引けにかけて徐々に下げ幅を縮小し、結局、前日比小幅安の展開となりました。
業種別では、マイナス金利拡大による収益悪化懸念が後退した銀行、原油高を受けた鉱業など18業種が上昇。一方、電気・ガス、情報・通信など15業種は下げました。TOPIX(東証株価指数)は前日比2.53ポイント高の1338.38。
東京外国為替市場でドル/円は、1ドル=108円台後半から109円台前半で推移しました。
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