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言うことを聞かないわが子…頭ごなしに叱らず、「アイ(I)メッセージ」で伝えよう

本当の“愛のあるメッセージ”

 私は、友人から「美津子、本を10冊も出して偉いね~!」と褒められることがあります。でも、あまりうれしくはありません。私は、「夫やしゅうとめの世話をしながら子ども数人を育てているあなたの方が、もっとすごいじゃない」と、自分にできないことをやっている友人を素晴らしいと思うからです。

 著者にとって一番うれしい言葉。それは、「この本いいね。(私の)ためになったよ」「とっても(私の)役に立ちました」と、読者からの“アイメッセージ”で言われることなのです。これは、どんな本の著者も異口同音に言っていることです。

 人と人が関われば意見のぶつかり合いが起こります。大人の議論や、子どものきょうだいげんかも「自分は間違っていない。相手の考えがおかしい」ところからスタートします。人と自分の意見が違うだけです。そんな気持ちでいるのに、相手に対して「あなたは間違っている」と詰め寄っても解決できません。

「私が◯◯してほしい」と主語を“私”にして、「自分がどう感じたか」という言い方に変えて思いを伝えると、相手にうまく伝えることができます。夫から妻、妻から夫、ママから子どもへの“アイメッセージ”は、相手の気持ちを考えた、本当の“愛のあるメッセージ”かもしれませんね。

(子育て本著者・講演家 立石美津子)

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立石美津子(たていし・みつこ)

子育て本著者・講演家

20年間学習塾を経営。現在は著者・講演家として活動。自閉症スペクトラム支援士。著書は「1人でできる子が育つ『テキトー母さん』のすすめ」(日本実業出版社)、「はずれ先生にあたったとき読む本」(青春出版社)、「子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方」(すばる舎)、「動画でおぼえちゃうドリル 笑えるひらがな」(小学館)など多数。日本医学ジャーナリスト協会賞(2019年度)で大賞を受賞したノンフィクション作品「発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年」(中央公論新社、小児外科医・松永正訓著)のモデルにもなっている。オフィシャルブログ(http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/)、Voicy(https://voicy.jp/channel/4272)。

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