【4月12日のマーケット】日経平均反発し1万5900円台回復、ドルは108円台で推移
4月12日の東京外国為替市場ではドル/円が一時1ドル=108円32銭に上昇、日経平均株価は前日比177円66銭高の1万5928円79銭でした。

4月12日の東京外国為替市場では、円が軟調に推移し、ドル/円は一時1ドル=108円32銭に上昇しました。日経平均株価の上昇を背景に投資家のリスク回避姿勢が後退し、円売りが進んだことが要因です。
この日は、麻生太郎財務相が閣議後の記者会見で、為替市場について「一方的に偏った投機的な動きが見られれば、場合によっては必要な措置を取る」と述べ、円高を改めてけん制。ただし、マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは「為替市場に大きな反応は見られませんでした」としています。
日経平均終値は、前日比177円66銭高の1万5928円79銭。対ドルでの円高の一服を受けて輸出関連株が上昇し、上げ幅が211円に達する場面もありました。また、日銀が11日、当座預金残高におけるゼロ金利適用部分の比率見直しを発表し、「マイナス金利適用部分が少なくなる」との思惑が生じたことで、銀行株も堅調に推移しました。
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