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人体にも存在する「ヒスタミン」、どうして食中毒の原因に? 小中学生が発疹や頭痛

アレルギーに似た症状、違いは「時間」

 ヒスタミンによる食中毒にかかると、嘔吐(おうと)や下痢、腹痛など通常の食中毒症状に加え、かゆみやじんましんのようにアレルギー反応に似た症状も出るそうです。友利さんによると、そこで「アレルギーなのか、食中毒なのかを見極めることが重要」といいます。

 両者を区別するための1つの指標として、ヒスタミンによる食中毒は食後30分~数時間という比較的短時間で症状が現れる特徴があるそう。仮に短時間で症状が出たら、食中毒を疑い、迅速な対応が求められます。

 一般に食中毒は、学校などで集団食中毒が発生した場合にニュースになることが多いため、大人より子どもがかかりやすいように感じるかもしれません。しかし、友利さんは「誰にでもリスクはありますし、ヒスタミンによる食中毒も毎年のように報告されています」と話しています。

(オトナンサー編集部)

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友利新(ともり・あらた)

医師(内科・皮膚科医)

沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。現在、都内2カ所のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌・TV などで展開中。2004年「第36回準ミス日本」という経歴を持つ美貌の新進医師。美と健康に関する著書も多数。近著に「美肌暦 28日サイクルできれいになる」(光文社知恵の森文庫)、「Dr.友利の美人科へようこそ マタニティ外来編 妊娠・出産Q&A64」(講談社)がある。日本内科学会会員、日本糖尿病学会会員、日本皮膚科学会会員、抗加齢学会会員。オフィシャルブログ「友利新のビューティー診療室」(http://ameblo.jp/arata1107/)。

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