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水の飲みすぎは危険!? ダイエットしたくても、こんな人は要注意

ダイエットのために「1日最低△△リットル飲みましょう」と、たくさん飲むことがよしとされる「水」。しかし、人やケースによっては、一度に大量の水を飲まないほうがいいこともあるようです。

ダイエットにいいとされる水だが…

 私たちの生活、さらには生命に欠かすことのできない「水」。水というと「1日に最低△△リットル飲みましょう」といった具合に、たくさん飲むことがダイエットに効果的であるとされます。

 しかし医師の友利新さんによると、一度に大量の水を飲んでしまうと、あまりよくない人やケースもあるようです。

胃が「ポチャポチャ」の人は要注意

 友利さんは「脂肪を燃焼させるには水分が必要なので、ダイエット中の人は水分補給をしっかり行う必要があります」と話します。しかし胃腸が弱く、水を飲むと胃が「ポチャポチャ」なる人は水分代謝が悪い可能性が高いため、「常温~人肌」ほどの水をこまめに飲むのが理想です。

 こうした人が一度に大量の冷たい水を飲むとむくみが出たり、下痢などの消化器症状が出たりすることがあります。

 また場合によっては、水分の過剰摂取によって「低ナトリウム血症」を引き起こす可能性も。これは、過剰な水分によって体内の電解質バランスが崩れてしまうことによるものです。症状としては震えやおう吐、意識低下などがあり、疾患のある人がかかります。「もしも症状が出た際はすぐに病院に行きましょう」。

 ただし、人体には水分量や電解質のバランスを保つ上で、腎臓、肝臓、心臓、脳下垂体などにさまざまな機能が備わっており、とりわけ腎臓は1日最大25リットルの尿を排せつできるため、健康な人ならば、一度にそれを上回る水分を飲まない限りは大丈夫だそうです。

(オトナンサー編集部)

友利新(ともり・あらた)

医師(内科・皮膚科医)

沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。現在、都内2カ所のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌・TV などで展開中。2004年「第36回準ミス日本」という経歴を持つ美貌の新進医師。美と健康に関する著書も多数。近著に「美肌暦 28日サイクルできれいになる」(光文社知恵の森文庫)、「Dr.友利の美人科へようこそ マタニティ外来編 妊娠・出産Q&A64」(講談社)がある。日本内科学会会員、日本糖尿病学会会員、日本皮膚科学会会員、抗加齢学会会員。オフィシャルブログ「友利新のビューティー診療室」(http://ameblo.jp/arata1107/)。