眠気や疲労に「カフェイン」、本当に効果ある? 量は多ければ多いほどいい?
摂取時の注意点は?
Q.カフェインを含む飲み物や食べ物を摂取するときの注意点について、教えてください。
豊田さん「先述のように、カフェインの取り過ぎは胎児や子どもの成長に悪影響を及ぼす可能性があります。妊娠中の女性や授乳中の女性がコーヒーなどのカフェインを含む飲み物や食べ物を摂取したい場合、事前に医師に相談することをおすすめします。
また、エナジードリンクは缶や瓶1本当たり、コーヒー2杯分以上に相当するカフェインを含む製品もあるので、1日に何本も飲まないように注意してください。実際、エナジードリンクの多用により中毒死した例もあります。カフェインを含む製品と一緒に飲まないようにし、製品記載の表示をよく確認しましょう。妊娠中や授乳中の女性、子ども、カフェインに敏感な人は飲用を控えることをおすすめします。
カフェインは総合感冒薬や鎮痛剤、眠気防止薬といった医薬品、指定医薬部外品のドリンク剤などにも有効成分として配合されているので、カフェインを含む医薬品を服用する場合、多量のカフェインを一度に摂取することになります。その際、カフェインを含む飲み物と一緒に服用するのは避けてください。
医薬品の使用方法などを記載した『添付文書』では、コーヒーやお茶などのカフェインを含む飲み物と一緒に飲まないよう、注意喚起をしています。添付文書をよく読み、用法・用量をよく守って服用しましょう。このほか、お酒を飲むときもカフェインを含む飲み物と一緒に飲まないでください。
カフェインを多く含む清涼飲料水とアルコールの同時摂取について、米国疾病予防管理センター(CDC)は『カフェインがアルコールによる機能低下を隠すことにより、アルコールを飲み過ぎてしまい、アルコールによる健康への悪影響を受けやすくなる』と指摘しています。例えば、カフェイン入りのエナジードリンクをアルコールと混ぜて飲むと、アルコールだけ飲んだ場合に比べて、3倍飲み過ぎた状態になるといわれています」
Q.眠気や疲労を軽減する効果的な方法について、教えてください。
豊田さん「『顔を洗う』『首を冷やす』『ストレッチをする(体を動かす、血行をよくする)』『メントールを鼻に塗る』『痛みを感じやすい場所に負荷をかける』『外気に触れて深呼吸する』といったように、体に適度に刺激を与えることをおすすめします。また、水やお茶を飲んだり、糖分(ブドウ糖)を含む食べ物を摂取したりするのもよいでしょう。ただし、飲み過ぎや食べ過ぎには注意してください」
(オトナンサー編集部)



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