オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

流行を敬遠、あまのじゃくの39歳女性 「鬼滅の刃」をあえて見ないアラフォーたち

「食わず嫌い」で見る気にならない

 どれだけ話題になっていようと「アニメだから見ない」という人もいます。Cさん(44歳、男性)は海外ドラマや映画をよく見ていて、余暇の大部分をテレビの前に座って過ごしますが鬼滅はまだ見たことがなく、今後も見るつもりはないそうです。

「昔から、アニメというジャンルが苦手です。アニメ全般のテンションが肌に合わないし、アニメを見ている自分が子どもっぽく思えてしまうんですね。ジブリ作品なら辛うじて見られますが、それでも、率先して見たいとは思いません。最近はアニメもずいぶんポピュラーになってきたので、『自分は古い人間なんだなあ』と感じています」(Cさん)

“見ている自分が子どもっぽく思える”のがアニメアレルギーの原因なら、鬼滅に大人も大勢ハマっている今こそ、その呪縛から抜け出すチャンスにも思えますがそう簡単にはいかないようです。

「確かに、自分はアニメを食わず嫌いしているところがあると思います。一話見てみたら、意外にハマる可能性も否定できません。でも、どうしても最初の一話を見る気になれません。アニメ以外に見たい作品がまだたくさんあるから、そちらを優先させています」

 鬼滅がきっかけで、「アニメが苦手」という呪縛を抜け出した人も多いと思いますが、こればかりは個人の好みの問題ですし、「苦手が罪」というわけでもありません。Cさんのドラマ・映画鑑賞の生活はすでに充実しているようですのでそれで十分でしょう。

 ある作品がここまでヒットして、「まだ読んだこと、見たことがない」層が少なくなってくると、理由があって未経験を通している人もそれなりの数になります。「ただなんとなく未経験」ではなく、それぞれのワケあっての未経験、三者三様の事情をご覧いただきました。

(フリーライター 武藤弘樹)

1 2

武藤弘樹(むとう・こうき)

フリーライター

早稲田大学第一文学部卒。広告代理店社員、トラック運転手、築地市場内の魚介類卸売店勤務などさまざまな職歴を重ね、現在はライターとミュージシャンとして活動。1児の父で、溺愛しすぎている飼い猫とは、ほぼ共依存の関係にあるが本来は犬派。趣味はゲームと人間観察。

geetara610@gmail.com

コメント

3件のコメント

  1. 1.筆者自身「おすすめ」の立場で書いておられますから、どうしても「見ない派」の旗色が鮮明でない印象を与えていますね。
    2.私が見ようとも思わない理由
    (1)絵が子供っぽくてキライ。
    (2)筋書きと道具立ては所詮先蹤作品の焼き直しと混淆。例えば「無限列車」は『銀河鉄道の夜』。手塚漫画「どろろ」。あるいはうんと古くラジオ放送劇「紅孔雀」。
    (3)登場人物の名前がかつての暴走族を思わせる難訓漢字。原作者の名もまた。
    (4)「進撃の巨人」同様、悪役が所与のものとして設定されている。
    (5)時代設定が大正時代ということらしいが、それだったら炭治郎達の行動は銃刀法違反。
    (6)いい大人が恥ずかしげもなく漫画とアニメの話でしか盛り上がれないという情けなさ。

  2. 事件が起きその容疑者がちょっとアニメ好きだったときにさもアニメ好きだから事件を起こしたかのように「犯人はアニメ好き!犯人はアニメ好き!!」って偏向報道しまくりのマスコミが手のひらクルーしてあっちもこっちも鬼滅鬼滅言うのは流行を捏造する目的かなーとしか見てないなあ。
    特定のタレントをゴリ押ししてたのが今度はアニメに置き換わっただけ、と。

  3. 40歳が見るもんじゃないだろうに