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足がかゆい…梅雨期は「水虫」にご用心! 原因と対処法、予防法を解説

密閉性の高い靴は長時間履かない

Q.水虫の予防法は。

佐藤さん「まず、家族に水虫を持っている人がいないか確認し、もしいたら、きちんと治療することです。

家族でうつし合わないようにするために『床をきれいにする』『自分用のスリッパを履く』『バスマットはこまめに洗濯する』ことが大事です。1日1回は、足裏や足の指を丁寧に洗うようにしましょう。ちなみに、靴下やストッキングを履いていても、白癬菌は繊維の編み目を通り抜けてしまうため予防効果は期待できません。

密閉性の高い革靴やブーツなどを長時間履き続けないようにしてください。使用後は風通しを良くして保管したり、除菌スプレーを使用したりして菌を増やさないようにし、毎日同じ靴を履かずに何足かをローテーションしながら履くようにしましょう。

次に、外から水虫菌をもらってこないことです。銭湯や温泉、プール、フィットネスクラブなどたくさんの人がはだしで利用する施設は、白癬菌が足に付着しやすいです。そのまま持ち帰ってしまうリスクがあるので、靴を履く前に除菌シートで拭く、帰宅したらすぐに足を洗うなどの対策を心掛けてください」

Q.水虫菌は水で洗い流せるのでしょうか。

佐藤さん「皮膚の表面に付いた菌は、洗い流す程度で簡単に落とせます。ただ、水虫菌が付いてから24時間以上放置しないことが大切です。長時間放置すると、菌が角質層内部に入り込んで繁殖を始めるためです。帰宅後は毎日、入浴時に足全体、特に足の裏、足の指の間を丁寧に洗うように心掛けてください」

(オトナンサー編集部)

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佐藤卓士(さとう・たかし)

医師(皮膚科・形成外科)・医学博士

アヴェニュー表参道クリニック院長。京都大学農学部卒業。九州大学医学部卒業。岡山大学医学部、杏林大学医学部、都立大塚病院形成外科にて研鑽(けんさん)を積み、現在に至る。日本形成外科学会認定専門医、日本レーザー医学会認定レーザー専門医。日本形成外科学会、日本皮膚科学会、日本美容外科学会、日本レーザー医学会、日本手外科学会、日本創傷外科学会所属。アヴェニュー表参道クリニック(https://www.a6-clinic.com)。

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