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テニスボールはなぜ「黄色」なのか…スポーツと色の知られざる関係

ユニホームにもさまざまな効果が

 次に、選手が着るユニホームについてです。

 ユニホームは、その国の「ナショナルカラー」が使われますが、このナショナルカラーにはチームを判別したり、各国のイメージを形成したりする役割があります。また観客やサポーターが、ナショナルカラーのユニホームを身につけて応援することで、帰属意識や一体感が醸成されます。

 ユニホームの色は、プレーする選手にも心理的な影響を及ぼします。たとえば「赤」は、攻撃性や高揚感を刺激し、自分を鼓舞させる意味合いを持つ色です。赤のユニホームを身につけることで、選手は、闘争心と能力を引き出すことができます。

 ちなみに、サッカーでは近年、ゴールキーパーが蛍光色のユニホームを着るケースが増えています。これはペナルティーキックの際に、鮮やかな蛍光色によって相手側の選手を萎縮させ、守備を有利にするための工夫です。「色彩効果で相手チームをひるませ、優位な試合運びを狙うのも、競技における戦略の一つと言えるでしょう」(花岡さん)。

(オトナンサー編集部)

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花岡ふみよ(はなおか・ふみよ)

カラー&イメージコンサルタント、株式会社ラピス代表取締役、ラピスアカデミー校長

人と企業をブランディングするカラー&イメージコンサルタント歴25年。似合う色や第一印象術のイメージコンサルティング実績は1万3000人。企業の色彩戦略コンサルティングやセミナー講演、研修、執筆実績も多数。株式会社ラピス(http://www.lapis234.co.jp/)、ラピスアカデミー(http://www.lapis234.com/)、サロン・ド・ラピス(http://www.lapis234.jp/)。

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