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「◯◯さんはゴマすり上手」…同僚の悪口を切り返す絶妙フレーズ3選

「◯◯さん、ゴマすりがうまいよね」――。会社員であれば、誰もが一度は聞いたことがある同僚や上司のうわさ話ですが、耳にしても流されることなく、毅然と対応することが肝要です。

同僚や上司の悪いうわさ話を耳にしたら……

「◯◯さん、ツンケンしていて話しかけにくいのよね」「△△さん、上司へのゴマすりがうまいよね」――。オフィスにいると、耳に入ってくる同僚や上司の悪い「うわさ話」。しかし、そんな時に毅然とした態度を取るのもビジネスマンとしてのマナーです。

 京都を拠点に全国で活躍中のマナー講師、話し方コミュニケーションコンサルタントの金森たかこさんによると、「社内の人と親しくなるのはよいことですが、仕事の場では公私混同せず、礼儀をわきまえた対応をするのがビジネスマンの鉄則。人がうわさ話をしている時は、巻き込まれないように毅然と振る舞い、同調したり、他人に広げたりしないことが大切」とのこと。

傍観者として毅然とした姿勢を貫く

 それでは、実際にうわさ話の場面に遭遇した時は、どう切り返せばいいのでしょうか。金森さんがオススメするのは以下の3つのフレーズです。

1.「へえ、知らなかった」

 うわさ話の仲間に入らず、傍観者を貫きましょう。

2.「本人に聞いたの?」

 いい加減な情報に振り回されず、毅然とした姿勢を貫きましょう。

3.「でもこういういいところもあるよ」

 本人の美点を見つけ、さらに話題を良い方向にそらしましょう。

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金森たかこ(かなもり・たかこ)

マナー講師・話し方マナーコミュニケーション講師

一般社団法人マナー教育推進協会代表理事副会長、ウイズ株式会社社長。大阪府出身、京都市在住。大手食品メーカー人事部で人材育成・秘書業務などに携わった後、フリーアナウンサーとして独立。ニュース・情報番組をはじめ、テレビ・ラジオを中心に話し方、コミュニケーションの仕事に携わる。その後、マナーコンサルタントの西出ひろ子氏に師事し、ビジネスマナー講師として講演・研修・コンサルティングなどを行う。アナウンサーとして培った話し方やボイストレーニングを取り入れた、コミュニケーション能力向上を軸とした独自の講義スタイルに定評がある。就職面接対策講座では、99%の内定率を誇る人気講師として活躍中。DODAキャリアコンパスにてビジネスマナーの連載を行う。2017年3月にプレジデント社より「入社1年目ビジネスマナーの教科書」を出版。テレビ番組や新聞、雑誌などのメディアでも活躍中。企業研修・コンサルティング(http://www.withltd.com)、大人のマナースクール(http://www.fastmanner.com)。

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