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義父の暴力、多額の借金…家庭トラブルから「過換気症候群」で倒れた3人の男性

真面目な頑張り屋さんほどご用心

 ここまで3人のケースを紹介してきましたが、それぞれに共通するのは、1つではなく、複数のトラブルが同時に襲いかかってきたことです。1人目の優一さんは、義父のどう喝と会社の遅刻、2人目の亮介さんは、妻の攻撃と借金の増加、3人目の謙一さんは、彼女の妊娠と国家試験の勉強ですが、1つのトラブルだけなら我慢の限界まで追い詰められずに済んだかもしれません。

 人生を左右するような重要な問題を同時に進めるのは負担が大きすぎます。無理に一度に解決しようとせず、一つ一つ取り組むべきですが、同時多発的に問題に遭遇したときに思わぬ形で追い詰められたら、過呼吸などの危険があることは頭の片隅に置いておく方がよいでしょう。特に、真面目で神経質な頑張り屋さんはくれぐれもご注意ください。

(露木行政書士事務所代表 露木幸彦)

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露木幸彦(つゆき・ゆきひこ)

露木行政書士事務所代表

1980年12月24日生まれ。いわゆる松坂世代。国学院大学法学部卒。行政書士・ファイナンシャルプランナー(FP)。金融機関の融資担当時代は住宅ローンのトップセールス。男の離婚に特化し行政書士事務所を開業。開業から6年間で有料相談件数7000件、公式サイト「離婚サポートnet」の会員数は6300人を突破し、業界最大規模に成長させる。他で断られた「相談難民」を積極的に引き受けている。自己破産した相手から慰謝料を回収する、行方不明になった相手に手切れ金を支払わせるなど、数々の難題に取り組み、「不可能を可能」にしてきた。朝日新聞、日本経済新聞、ダイヤモンドオンライン、プレジデントオンラインで連載を担当。星海社の新人賞(特別賞)を受賞するなど執筆力も高く評価されている。また「情報格差の解消」に熱心で、積極的にメディアに登場。心理学、交渉術、法律に関する著書を数多く出版し「男のための最強離婚術」(7刷)「男の離婚」(4刷、いずれもメタモル出版)「婚活貧乏」(中央公論新社、1万2000部)「みんなの不倫」(宝島社、1万部)など根強い人気がある。仕事では全国を飛び回るなど多忙を極めるが、私生活では30年以上にわたり「田舎暮らし」(神奈川県大磯町)を自ら実践し「ロハス」「地産地消」「食育」の普及に努めている。公式ブログ(https://ameblo.jp/yukihiko55/)。

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