知ってますか!? 「ざるそば」「もりそば」「せいろそば」の違い
日本全国に広がるそば文化
続いて、全国各地にあるユニークなそばを紹介します。齊木さんによると、そば文化は日本全国に広がっており、使うそば粉やつなぎの種類、そばつゆ、薬味、器などその組み合わせによって、数え切れないほどの「ご当地そば」があるといいます。
たとえば、そばを盛る器の違いに着目すると、「ざる」ではなく木で作られた浅い箱にそばが盛られる、山形の「板そば」があります。農業などの共同作業の後に振る舞ったのが由来とされており、一緒に食べた人とのご縁が、(水のように)こぼれ落ちる「ざる」ではなく、早く「板」につくことへの願いが込められています。山形では今でも、仲間がそろった時に食べる縁起のいい食べ物です。
ほかにも、器や食べ方に特徴があるそばは数多くあります。一口大のそばを漆器のおわんで出す岩手の「わんこそば」、二~三口分のそばを小皿に盛って出す、兵庫の「出石皿そば」、そして、丸い漆器に盛って出す、出雲の「割子そば」などが有名です。「いずれも、それぞれの土地の歴史や文化に基づいて独自に進化したもの。訪れることがあれば、その土地ならではのご当地そばを味わってみましょう」。
「江戸時代に花開いたと言われる日本の麺文化ですが、江戸の庶民がこよなく愛したそばは、その代表格です。そば文化を築き上げてきた江戸の、そして日本各地のそばの歴史に思いをはせつつ、現在のおそばを楽しんでみては」
(オトナンサー編集部)

ざるは一番だしもりは二番だしで出していたものを間違わないように海苔をかけたのがざるだと認識してます