【マーケット展望】米12月雇用統計が今夜発表、堅調ならNY株やドル/円上昇も
1月6日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比66円36銭安の1万9454円33銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

1月6日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比66円36銭安の1万9454円33銭で取引を終えました。
今後の展開はどうでしょうか。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは日経平均について「引き続き米国株やドル/円の影響を受けやすい地合い」と見ます。
八代さんが注目するのは、日本時間6日午後10時半に発表される米12月雇用統計。堅調な結果であれば、米経済の先行きに対する楽観的な見方や米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速観測が一段と強まる可能性も。その場合は米国株やドル/円が上昇し、日経平均にとってプラス材料になりそうです。
逆に弱い結果であれば、米国株やドル/円は上値が重い展開になり、日経平均にとってはマイナス材料になりえます。
八代さんは「日経平均はトランプ次期米大統領が大統領選に勝利した昨年11月9日以降、3000円以上上昇していることもあり、1月20日の大統領就任が近づくにつれて利益確定売り圧力が強まる可能性があります」としています。
(オトナンサー編集部)
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