食べられないのに…わが子への過剰な「完食指導」が発覚、保護者はどう対応すべきか
まずは感謝と理解、本題はそれから
まずは直接、担任の先生に事情を説明できる機会を探ります。新学期が始まってしばらくすると、家庭訪問や個人面談、教育相談などが行われることがありますが、そのタイミングで説明するのがベストです。時期によってはよい機会がないという場合もあるので、その場合は電話をして「うちの子の給食のことで相談したい」と、直接会って話すことができないかお願いしてみます。
いざ担任の先生と面談することになった場合も、ちょっとしたポイントがあります。まず、「いつもありがとうございます」というねぎらいと感謝の言葉を述べます。次に、「給食の残飯を減らしたいという事情は、十分に理解しているつもりです」と先生の考えに理解を示す言葉を、そして、「ですが、うちの子は、その指導を高圧的に感じてしまっているようです」と本題を話します。
さらに、「人は過度の緊張やプレッシャーがかかると、食欲が湧かない場合があり、うちの子も給食のときにそうなっているようです」ということに加え、「実際に給食の完食指導によって、このようなトラブルが起きることがあります」とトラブル事例の報道などを先生に伝えることで、指導を改めた方がよい理由を説明します。
最近では、この流れで話すことで理解してくれる先生が増えています。しかし、「それでも、給食を完食するように指導すべきだ」というように、考えを変える気がない担任の場合は、校長先生や教頭先生(ベストは最高責任者である校長先生)との面談機会を探ります。
具体的には、まず、担任の先生に電話などで「子どものことで相談があるので、校長先生と面談をしたい」ということを伝えます。「おつなぎするのが難しい」と言われた場合は、保健室の先生やスクールカウンセラーの先生に事情を説明し、校長先生との面談機会をつくりたいと伝えます。それでも難しい場合は、学校のある地域の近くの「教育相談所(室)」に事情を説明して、校長先生との面談機会をつくりたいことを伝えます。
校長先生との面談では、担任の先生にお願いした手順で「担任の先生に指導を改めるように伝えてほしい」という思いを伝えます。経過を見て、それでも変わる様子がない場合は、最低限の約束として「次回のクラス替えの時に、以上の理由から担任の先生を変えてほしい」という要求を通してもらいます。
それでも、学校がなかなか指導を変えず、諦めて転校を余儀なくされるケースもあります。そして、保護者は、こうした学校側とのやり取りにかなりのエネルギーを使うこととなります。そのため、感情的になって消耗してしまわないように、冷静にやるべきことをやるという意識を持ちましょう。また、パートナーと課題を共有したり、筆者や教育相談所なども含めた外部の協力者に頼ったりすることも、時には大きな助けになります。
(日本会食恐怖症克服支援協会 山口健太)

何をどれだけ食べるかは個人の勝手。それぞれ事情が違う子供に同じだけ食べさせるなどという発想がそもそも間違い。もう、学校給食など辞めたら?弊害ばかりが大きいよ。
オレはガキの頃、食が細く、五時間目始まってもまだ食べてたという事もあり、全員が同じだけ食べなければいけないなどという給食指導には絶対反対の立場である。