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お見合い中「うわっ、ケーキ1680円」…お金をスマートに使えない男は婚活で成功しない

婚活パーティーで残ったお菓子を持ち帰る

 貸し切りできるイベント会場で、婚活パーティーが開催された時のことでした。お料理はビュッフェ形式で食べ放題、飲み放題。15対15、総勢30人のパーティーでした。

 ビュッフェですから、好きなだけお皿に料理を盛り付けてよいのですが、そこは皆さん、周りの目がありますから、品良くお皿に盛り付けていました。

 パーティーも終盤に差しかかり、「では、良いと思った方を3名まで記入カードに書いて出口でスタッフにお渡しくださいね」というアナウンスがありました。

 記入を済ませた人から、コートを着たりバッグを持ったりして帰り支度を始め、出口に向かったのですが、その中で1人の男性が部屋に戻っていきました。そして、テーブルに残っていたチョコレートやキャンディーなどのお菓子をわしづかみにして、提げていた黒のショルダーバッグの中にごっそりと入れたのです。

 部屋を出ようとした2人組の女性の一人がそれに気づいて、もう一人に耳打ちしました。

「やだ、あの人、残ったお菓子をバッグに入れてるよ。セコッ」

「本当だ。あんな人とは絶対結婚したくないね。あの人の番号を書いた人っているのかな」

「私は、書いてないよ(笑)」

「私も(笑)」

“お金を払っての参加。出された食べ物は料金に含まれているのだから、持って帰ってもよいだろう”

 そんなふうに考えたのでしょうか。それは間違ってはいないのですが、その行動を見た人は誰もが引いてしまうと思います。その男性を「“もったいない精神”があってすてき!」と評価する女性は、まずいないでしょう。

婚活シーンでモテるのは「お金の使い方がスマートな人」

 仲人さんが集まる「プロフィル交換会」というものがあります。普段は協会のサイトを通じて、お見合いを申し込んだり申し込まれたりするのですが、この会はA4用紙にプリントアウトした会員のプロフィルを仲人たちが持ち寄って手渡しで交換し合う、いわばアナログ形式の交換会です。

 その席で、50代男性のプロフィルを見せながら、ある仲人さんがため息交じりに言いました。

「彼ね、学歴も年収も良いのだけれど、とにかくお金に細かいんですよ。だからお見合いは組めるのだけれど、交際に入ると1度か2度食事をして、女性からお断りをされてしまうの」

 そして、先日はこんなことがあったそうです。

「彼の出身が博多で、博多の女性とお見合いを組んだんですよ。そうしたら『○日のお見合い、どうなりましたか。もう組めましたか』って、毎日連絡が来ていたんですね。お相手からは一向に返事が来ないから、相談室に電話をしてみようかと思っていた矢先、彼から『○日は、もうチケットが値上げしてしまったのでお見合いはなしです。今度は△日で聞いていただけませんか』と連絡が来たんです」

 お仲人さんに日程をせかしていたのは、ディスカウント料金で博多に行くためだったというのです。

「一生の伴侶を探すお見合いなのに、ディスカウント料金にこだわって会いに行こうとしていたら、ディスカウントな出会いしか待っていませんよ」

 お金遣いが荒かったり、浪費家だったりするお相手と結婚したら、一生お金に苦労するかもしれません。しかし、出すところは気持ち良く出す。締めるところは締める。そんな、メリハリのあるお金の使い方ができる人になりたいものです。

 お金を払うときに損得勘定を働かせて、自分が損をしないように計算してお金を使おうとする人は、人のためにお金が使えません。そうした人の周りには人が集まってきませんから、人間関係にも仕事にも恵まれませんし、ひいては婚活においても、良縁を引き寄せることができないと思うのです。

(仲人・ライター 鎌田れい)

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)。

コメント

1件のコメント

  1. 結婚した後も綺麗にお金を使ってくれるかもね。
    奥さん頑張って稼いで!。